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秋田市の泉・外旭川新駅(仮称)の過大な乗車人員数予測。 受益者が限られる新駅の建設 (2018.3.12)

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2018-04-10
 今日、メディアは世論を動かし、世論を作る大きな力を持ち、行政、立法、司法に並ぶ「第四の権力」と呼ばれることもある。それゆえ、メディアは、権力に追従することなく、「事実を可能な限り、客観的に、公平に伝えること」が求められている。
 秋田の地元メディアである、秋田魁新報は、秋田県において24万の発行部数を誇り、秋田放送、秋田テレビ、FM秋田などに出資し影響力を持ち、秋田県内の世論形成に絶大な力を持っている。
 その影響力の大きさから、今日の秋田県の衰退、低迷の一翼を担っているのが、この地元メディアであると言っても過言ではないだろう。

 この秋田魁新報では、しばしば、客観性を欠き、行政に迎合的と見受けられる記事を目にすることがある。
 先日 (3月9日) 、秋田魁新報で、秋田市の泉・外旭川新駅(仮称)の記事を見たが、新駅設置の地元説明会で反対の声はでなかった、と伝えていた。このような記事を読むと市民、住民の合意形成が出来ているように錯覚してしまうが、ふり帰れば、市が実施したアンケートでさえ、「新駅は是非必要である」が、新駅周辺地域で45.7%、市域全体で17.4% (平成25年実施、泉・外旭川新駅《仮称》整備効果等調査報告書より) であった。説明会で反対の声はなしとの記事と乖離しているのは何故なのか。説明会では、賛成派の人達だけが動員された疑いがある。掲載された写真をみても、出席者は、高齢者ばかりで、若い年代は皆無だ。少なくとも周知が不十分であったのは疑いない。

 また、記事では、秋田-土崎間の駅間距離 7.1キロは東北6県の県庁所在地で最長である、と強調しているが、確かに東北の県庁所在地に限定すると、福島-東福島間 6.0キロ、盛岡-大釜間 6.0キロ、山形-蔵王間 5.3キロなどだが、それとて、際立つほどの差とは言い難い。全国のJRの路線に目を転じると、宇都宮-雀宮間 (東北本線) は7.7キロ、焼津-用宗間 (東海道本線) 7.1キロ、磐田-袋井間 (東海道本線) 7.8キロ、岐阜-木曽川間 (東海道本線) 7.7キロ、大垣-穂積間 (東海道本線) 7.7キロなど、秋田-土崎間以上の駅間距離を有する駅が、秋田市以上人口規模を持つ県庁所在地を含め、多数存在しているのである。

 秋田-土崎間に新駅を新設しなければならない必然性は、存在しない。
 確かに、「駅があってもいいのでは」という話は、数十年も前から漠然としてあったと記憶している。
 しかし、近年の人口減少のペース、20年、30年先の人口予測を考えると、新駅が必要だという結論に至るのは、常識的に理解できない。 (参照…JRの新駅を建設しようとしている秋田市。20年、30年後の人口減少を見据えているのか。http://akitacolumn2.blog.fc2.com/blog-entry-121.html

 また、秋田市の乗車人員予測は、信用しがたい。
 一日当たり2118人という数字は、現在、秋田県内2位の乗者人員数である土崎駅に匹敵している。 (平成29年度 泉・外旭川新駅(仮称) 費用便益分析等業務委託 報告書 <概要版>より)
 それだけの乗客数を見込めるなら、JR東日本が既に設置していただろうし、現在の計画にある無人駅になるというのもあり得ないだろう。
 この予測は、秋田駅から7.1キロある土崎駅の鉄道利用率を、秋田駅から3キロの新駅 (予定) に単純に当てはめ需要予測を算出したものであり (定期外1.4%、定期4.4%) (平成29年度 泉・外旭川新駅(仮称) 費用便益分析等業務委託 報告書 <概要版 >より) 、実態を正確に把握した調査とは言えない。綿密な聞き取り調査で需要を予測するが普通ではないか。

 新駅設置についての欺瞞的なアンケート と言い、水増ししたような乗車人員数予測と言い、市民の血税を預かり、本来市民にきめ細かなサービスを提供するはずの行政のすべきことはとても信じがたい。恐ろしい思いがする。 (参照…秋田市 泉・外旭川地区のJR新駅設置についての欺瞞的なアンケート http://akitacolumn2.blog.fc2.com/blog-entry-127.html
 この乗車人員数予測(2118人)などのデータをもとに、費用対効果などが算出されるわけであり、市の発表した費用対効果も当然信ずるに値しないことになる。

 「市の調べでは、1日当たりの乗客を2118人と予測。建設や維持管理コストに対する経済効果の高さを示す費用対効果(費用便益比)が 『2.46』 となり、採算ライン (1.0) を上回った」 (2017年9月6日、秋田魁新報)

 市実施のアンケートで、「効果と費用を試算した上で 『効果が費用を上回る』なら、新駅は必要である」 の項目に賛成回答した、新駅周辺地域で30.7%、市域全体で45.0% (平成25年実施、泉・外旭川新駅 《仮称》 整備効果等調査報告書より) の市民を欺く行為と言ってよい。

 20億円以上の市費を投入し、受益者が、駅のごく間近の人達に限定され、現状の、広範な市民の足であるバス路線の存続、縮小の危機に直面する新駅は必要ない。

 特に、新駅予定地から南側で徒歩10分以上の地区に住む住民は、公共交通を利用するうえで、現状より不便を強いられるのは明らかだ。

 また、アンケート結果を元にした市の報告書でも「バス事業者との路線再編などの協議・検討が必要である」としており、バス利用者にしわ寄せがくるのは必至だろう。
 民業圧迫 (バス会社の経営圧迫) で、新駅付近以外の秋田市全域や近郊地のバス路線の縮小、廃止の不安も生まれる。
 新駅は秋田市をさらに衰退、疲弊させる元になる可能性もある。


 現在の秋田市は、公共事業に、多額の市費が充てられている市政である。

 総事業費100億円を超える中通一丁目地区再開発、市庁舎建設を始め、公立美術大には10億円を越える毎年の運営費 (運営費交付金 10億5411万1千円 《平成30年度 秋田市 当初予算案の概要より》 ) の他に新規施設の建設、新屋、土崎では新たな文化施設、そのほか多くの地区にはサービスセンター、コミュニティーセンターが建設され、これから、県と共同の新文化施設、県から譲渡を受けたという旧・県立美術館の改修や市営八橋陸上競技場の改修も予定されているという有り様だ。

 こうした、バラマキとも言える公共事業建設過多の市政 の一環として、市民は、多額の市費を投入した新駅建設も見なす必要がある。 (参照…秋田市は、公共事業のバラマキ市政か。絶え間なく続く、公共施設の建設 http://akitacolumn2.blog.fc2.com/blog-entry-125.html

 その一方で、秋田市では、市民生活に密接している事業が疎かになっているのではないのか。
 例えば、周囲を見渡すと、生活道路である市道には、網の目のように亀裂した状態等や凹凸、損傷個所が、数多く見受けられている。
 同様の印象を持つ市民も多いのではないか。
 因みに、平成29年度の秋田市の 「道路維持修繕事業費」 は3億2071万3千円で、過去5年間で最低であったが、平成30年度予算案ではさらに2億3410万円に減少している。 (秋田市 平成29年度、平成30年度当初予算案の概要 より)

 いずれにしても、新駅設置のアンケートや費用対効果の算出方法に見られるような、客観性、科学性を無視し、自らに都合の良いようにデータを誘導し進めようとする事業に、良い結末はもたらされないだろうし、秋田市の将来、衰退が懸念される。





お薦め記事 …
本質をわきまえない秋田県民の県民性と公共施設の建設
 秋田県人は 《見えっぱりで、ルーズでのんびり屋で、お上意識ばかりが強く、権威にへつらい、射倖心に富み経済観念はゼロ、中央へのコンプレックスを捨てきれない》 《とどのつまりは、本質をわきまえずに行動するきらいが強い》 と指摘されています。県内の出来事に当てはめると容易に理解できます。 http://akitacolumn2.blog.fc2.com/blog-entry-119.html



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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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    秋田のスタジアム、現状では、既存競技場の改修に止どめるべき /「新スタジアム推進事業株式会社」を設立させた山形県、「スタジアム建設募金団体」が建設した吹田市

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    2018-02-23
     報道によると、秋田市が2017年度一般会計補正予算案で、サッカーJ3のブラウブリッツ秋田が、暫定的な本拠地として使用する意向を持つ市営八橋陸上競技場の改修費として9億8997万円を計上し、そのうち、県が約3億1700万円を負担する方針であるという。
     さらに、その一方で県は、新スタジアム構想を策定する協議会の設置費も18年度当初予算案に盛り込んでいる。
     県などは、ブラウブリッツ秋田のスタジアムに関して、八橋陸上競技場の改修と、新スタジアムの建設という、二重の支出をする意図を持っているようである。

     当然のことだが、秋田市民や県民のすべてが、ブラウブリッツ秋田のファン、サッカーファン、スポーツファンというわけではない。
     「将来的にスタジアムを新設する。その間、暫定的に使用するために既存施設の改修もする」 では、県民、市民が納得するのだろうか。県民の血税を預る行政として、金銭感覚がルーズすぎないのか。

     地域振興、スポーツ振興の観点からだとしても、既存競技場の改修にとどめて、ある程度の長期間使用するのが普通のことではないか。
     仮に、その中で、観客数の増加などが見られ、新スタジアム建設の必要性が認められた場合、改めて協議すればいいことである。

     ところで、Jリーグのクラブでも、横浜FMの日産スタジアム、FC東京の味の素スタジアム、新潟のデンカビックスワンスタジアム、広島のエディオンスタジアム広島、川崎Fの等々力陸上競技場、甲府の山梨中銀スタジアムなどは、陸上競技場兼用のホームスタジアムとなっている。

     また、Jリーグの規定により、J1、J2リーグの公式戦のホームゲームの80%以上の実施可能なスタジアムがホームスタジアムとして認められており、仮に秋田市営八橋陸上競技場をホームスタジアムとして使用するのであれば、陸上競技など他の競技団体との協議、調整することにより、十分可能なことではないのか。
     加えて、秋田市雄和には2万2千人収容の秋田県立中央公園陸上競技場もある。

     さて、秋田では、1月22日、県が設置した「スタジアム整備のあり方検討委員会」の報告書が県議会に提示されているが、この委員会は、実に稚拙なものであった。
     自らを「専門的なところは分からない」「詳しくないので」と発言したうえ、財源論はなしに開閉式ドーム型スタジアムがよい、根拠を示さずに建設場所は秋田市がよい、などという報告を纏めている。まるで小中学生の夢と同程度の委員会であったようだ。
     県や秋田市の方針が、こんな稚拙な委員会の報告を受けてのものであるなら、誤った方向に進む危険性が高い。

     因みに、Jリーグでは先輩になる、隣県山形のモンテディオ山形でも、新スタジアムの建設の話が進められているが、こちらでは、地元新聞社、金融機関などが株主になり、全国初のスタジアム建設を目的とした、「新スタジアム推進事業株式会社」を設立させている。基本計画策定と県への官民連携事業化の要請を行うことを目標としており、建設場所については、現在、山形市、天童市などが誘致に名乗りを上げているが、一番最後に決定されるというスケジュールを示している。
     秋田の、始めに秋田市ありきの発想はおかしい。

     また、大阪府吹田市では、任意団体である「スタジアム建設募金団体」が100億円以上の寄付を集め、ガンバ大阪のホームスタジアムを建設している。完成後、市に寄贈され、ガンバ大阪が指定管理者として、運営・管理を行うという手法がとられている。

     お上意識が強い県民性と言われる秋田では、行政に依存しきった新スタジアム建設の動きが見られるが、こうした全国の例を学ぶべきだろう。





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    J3 BB秋田のホームスタジアムは由利本荘市が良いのではないか ~ まず観客動員の実績を残すのが先 (2018.1.7)

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    2018-02-05
     サッカーJ3のブラウブリッツ秋田 (以下、BB秋田) が、12月3日、前節3位から逆転し、J3初優勝を果たしている。この試合をテレビ観戦した限りでは、攻守に一体感が見られ、個々の選手のレベルは別にして、鍛えられたチームのように見受けられた。このJリーグ最下部のカテゴリーである、J3優勝に相応しいチームだったのかも知れない。

     しかし、J3のレベルは、トップであるJ1の上位のチームと比べると、特に個々の選手のレベルにおいて格段の差があるようだ。Jリーグ発足以前の、かつての日本リーグ2部より下で、地域リーグレベルの印象を持った。

     今年、BB秋田が優勝しても上部リーグのJ2に昇格できなかったのは、Jリーグの規定で、J2においては、1万人以上の観客席を持つホームスタジアムが必要であることなどの基準を満たさないためと言うことだ。

     このBB秋田、前身がにかほ市のTDKサッカー部であり、同市、由利本荘市がTDK時代から、長年練習場などチームの拠点であった。2014年にクラブ拠点が移されたと言う秋田市では、未だに秋田市民に馴染みが薄く、市民が親しみを持って応援出来ないでいるのではないか。現在のホームスタジアムである、あきぎんスタジアムで満員 (収容人数は 4992人) の観客を集めたことはなく、2017年のホームゲームの観客動員数は 1,355人~3,933人 であり、その内訳は1000人台4試合、2000人台9試合、3000人台3試合となっている。

     こうした低迷する観客動員の下、市民の理解、応援が不十分な中、10,000人以上収容の専用スタジアムを公費で建設するとなると、極めて非効率な公費投入となるのではないか。

     ところで、由利本荘市は、BB秋田の前身、TDKの工場が数多くある (6工場) にかほ市 (2017年10月1日現在推計人口、24,451人) に隣接する市だが、平成の大合併により、現在の人口は、約7万7千人 (2017年10月1日現在推計人口、77,727人) となっている。 (由利本荘市内にもTDK6工場あり)

     サッカーJI鹿島アントラーズのホームスタジアムのある茨城県鹿嶋市 (2017年10月1日現在推計人口、67,802人) と人口規模では、ほぼ同じであり、にかほ市、秋田市、大仙市、横手市などと隣接している地理環境にある。

     この由利本荘市にBB秋田のホームスタジアムを造った場合、にかほ市、由利本荘市から、多くのTDK関係者や関連した人達の動員を見込める。また、長年拠点であったため、両市民のチームへの馴染みも、秋田市よりは相当深いと思われる。BB秋田の最終戦でも、秋田市ではなく、にかほ市でパブリックビューイングが開催され、市民らが応援していた。また、県内では、従前よりサッカーが盛んな土地柄でもある。

     因みに、由利本荘市に建設された複合施設、文化交流館カダーレでは、2017年5月16日、開館から5年5カ月で入館者が300万人を突破した実績を持っている。 ( 「秋田県由利本荘市文化交流館カダーレの入館者が16日で、300万人を突破した。…」 《2017年5月18日、秋田魁新報》 )

     人口7万人規模の都市でも市民に浸透すれば十分に観客動員できることを示している。
     さらに、秋田市、大仙市、横手市などからの交通の便も比較的良い。 (例 JR 秋田ー羽後本荘間、最短片道41分)

     また、バスケットボールB2では、秋田ノーザンハピネッツが、秋田市にホームを置き、2017年も、屋内にも拘わらず約4000人の観客を集めている実績がある。 (9月30日対熊本戦 CNAアリーナ★あきた 4165人、12月30日対金沢戦 CNAアリーナ★あきた 3902人)
     このチームは、チームの理念が、運営会社の努力により県民、市民に広く浸透し、プロバスケットボールで秋田を元気に、県民を幸せにしたいという同社の思いも県民、市民に伝わっているようである。

     それに比べ、BB秋田のチームの理念、思いと言ったものが、県民にまだ広く浸透していないのではないか。 

     ヨーロッパにおいては、スポーツクラブが各地域に定着しており、人々が地域のクラブを通してスポーツ活動に参加する文化が根付き、各クラブは単一でなく、複数競技にチームを持っている。バルセロナやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント等、ほぼ全てのクラブがそうである。

     しかし、日本では、学校体育の範囲に含まれるスポーツと、競技によっては企業活動の一環としてのスポーツが未だ主流となっており、バスケットボールのBリーグも地域に根差したチームを目標に誕生したばかりである。

     現実的に見て、チームが同一市内でまだまだ定着しているとは言い切れない状況の中、二つのチームの競合は避けるべきであり、バランスが取れた共存の方向性を見いだすべきではないか。

     このような状況の中、著者は、秋田ノーザンハピネッツとの不要な競合を避け、差別化を計るうえでも、由利本荘市にBB秋田のホームスタジアムを造ることが、効果的な選択ではないかと考える。

     また、BB秋田はホームタウンを 秋田市、由利本荘市、にかほ市、男鹿市を中心とする秋田県全県 としており、由利本荘市にホームスタジアムが設置されるとしても全く不思議ではない。

     加えて、BB秋田の運営会社は、チームの理念、ビジョンなどを徹底して練り上げ、講演会等で広く県民に伝える必要があるのではないか。新スタジアム建設以前に、既存の競技場を満員の観客で埋める努力をするのが先だろう。

     バスケットボールの秋田ノーザンハピネッツなどは、具体的で詳細な活動理念を公開しており、他のJリーグのクラブと比較しても、BB秋田が掲げている理念は、極めて簡易的な印象のものだ。

     たとえ1、2年~数年、J2ライセンスの取得認可が遅れたとしても、県民サポートを得られるチーム作りが先であり、まず観客動員の実績を残すべきだろう。
     また、申し訳ないが、J3のカテゴリーレベルの選手なら、いつでもすぐに集まるであろうから、選手離脱等の心配は不要であり、期限を設定して、慌てて、スタジアム建設を急ぐべきではないだろう。





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    危機管理意識と責任感の欠如を露呈した、県知事の「ゴルフ旅行問題」 ~崩壊した県政への「信」

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    2017-12-31
     12月25日定例会見で、秋田県知事佐竹氏は、今年1年を表す漢字として「危」を挙げたという。

     「この1年を象徴する漢字に 『危』 を挙げた。7月の記録的大雨時のゴルフ旅行問題を念頭に、自分で書いた色紙を掲げ 『自らの危機管理がなっていなかった』 などと述べた」 (2017年12月26日、秋田魁新報)

     7月の記録的大雨の最中、ゴルフ旅行に出発し、県内各地で大きな被害が出ているにも拘わらず、そのままプレーと飲酒を続け、翌日の対策会議にも遅れたいう事態を念頭に、自らの危機管理意識のなさなどを気に留め、この文字を選んだらしい。

     このゴルフ旅行問題、県内に大雨・洪水警報が出ている中、個人の趣味であるゴルフを優先させ、県外に出発した判断の甘さ、不測の重大事態に迅速な連絡、行動を取らなかった姿勢などから、秋田県行政のトップとしての資質の欠如を露にし、県民の多くから、辞任を求める声が聞かれたが、秋田県議会では、不信任決議案すら提出されなかったという体たらくであった。
     結局、知事自らが、3カ月の給料を無給とする処分にし、この問題についての責任を果たしたつもりでいるらしい。

     しかし、この問題で明らかになったのは、現在、秋田県知事をしている人物が、危機管理意識が希薄で、突発的な自然災害などに迅速に対応できないのではないかという疑問、知事として資質に対する、県民の不信感である。
     しかも、この旅行の同行者に県幹部が含まれていた事実を虚偽説明していたのである。
     県政が県民の「信」を失ったことに対し、潔く辞任することが真の責任の取り方ではないか。
     民間会社で同様の事態が起これば、一般社員なら解雇、管理職なら辞職か解任が相当だろう。
     金銭処分で、解決しようとした姿勢に責任感の希薄さ、甘さが見える。

     ところで、秋田県知事佐竹氏、2年前の2016年1月4日には、今年の漢字として「信」を選んでいた。

     「新年への思いを 『信』 と表現した。 『昨年は肥料偽装など、企業の信頼を失う出来事が相次いだ。県の政策も信頼があってこそ進められるという思いから、この字を選んだ』 」 (2016年1月5日、秋田魁新報) とのことである。

     自ら掲げた県への信頼は、今年7月に露呈した、自身の危機管理意識と責任感の欠如によって、地に落ちてしまったようである。





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    本質をわきまえない秋田県民の県民性と公共施設の建設
     秋田県人は 《見えっぱりで、ルーズでのんびり屋で、お上意識ばかりが強く、権威にへつらい、射倖心に富み経済観念はゼロ、中央へのコンプレックスを捨てきれない》 《とどのつまりは、本質をわきまえずに行動するきらいが強い》 と指摘されています。県内の出来事に当てはめると容易に理解できます。 http://akitacolumn2.blog.fc2.com/blog-entry-119.html



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    新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

    以前より展示室が狭くなった。
    「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
    階上の左右から見ることが出来なくなった。
    照明の照り返しがきつい。
    2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
    展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
    以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
    新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
    あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

    などの声が上がっています。
    (2014年2月)




     「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

    (2013年8月31日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
     

     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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    現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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    秋田市 泉・外旭川地区のJR新駅設置についての欺瞞的なアンケート

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    2017-12-25
     秋田市では、同市泉・外旭川地区に、20億5千万円をかけ、JR新駅を建設する方針であると伝えられている。その建設理由が、市民へのアンケート調査により、新駅予定周辺地域の約76%、秋田市全体の約62%が新駅の必要性を認識している、市長の選挙公約の一つであることなどとしているようだが、このうちアンケート調査は、設問方法などに欺瞞が見えるものであった。

     同アンケートは、平成25年に、新駅周辺の市民とそれ以外の市民を各1300世帯ずつ抽出し、実施されたものだが、設問が、新駅設置を前提とした、設置効果の有無を問うており、著しく客観性を欠いたものであった。

    「秋田市 市民意向調査より」 ~
     この調査は、はじめに新駅設置で見込まれる効果について、泉・外旭川地区に新駅が設置された場合、次の〔1〕から〔8〕のような多様な効果が考えられるが、あなたはどう考えるか。と問うている。

     新駅設置の有無を問うことを飛ばし、設置効果の有無を最初に問うているのである。
     市費を使った行政のアンケートで、このような客観性を欠いたものが実施されていたとは驚きである。

     そして、その8項目として、
    〔1〕免許をお持ちでない等、車を利用できない方の移動の足が確保され、外出機会が向上する
    〔2〕新駅設置により、交通手段の選択の自由度が増え、鉄道やバスなどの公共交通の利便性が向上する
    〔3〕自動車利用から鉄道利用への転換が促進され、朝夕などのピーク時における交通混雑が緩和する
    〔4〕自動車利用から鉄道利用への転換が促進され、交通事故の危険性が軽減される
    〔5〕自動車利用から鉄道利用への転換が促進され、二酸化炭素などの排出量が減少し、環境面での改善が図られる
      ………
      ………
    等、誰もが納得し同意できるような常識的項目を列挙し、「おおいに思う」「やや思う」「どちらでもない(わからない)」「あまり思わない」「全く思わない」を問うているものだ。

     回答者は、大方同意し、新駅設置は決まったものとして認識してしまう、恐ろしい問いである。

    次に、新駅設置の必要性についての設問では選択肢が

    1.超高齢化社会が進展する中で公共交通の維持・確保は主要な課題であり、新駅はぜひ必要である
    2.効果と費用を試算した上で、「効果が費用を上回る」なら、新駅は必要である
    3.新駅設置は必要でない
    4.どちらとも言えない(わまらない)

    となっており、

    「ぜひ必要である」「必要である」のみ、理由付けし回答を誘導し、「必要ない」「どちらとも言えない(わまらない)」には、一切理由付けしていない。極めて不公平、不正なものだ。

     このような客観性を欠いた、誘導的調査を実施し、その結果で、新駅整備の必要性の判断を下して良いものなのか、甚だ疑問であり、恐ろしい思いがする。
     こんなことが横行するから、民意の反映が削がれ、結果、秋田市は活気のない街になるのだろう。
     市民の皆様、どうぞお気をつけください。

     市ではこのアンケート調査を元に 「泉・外旭川新駅(仮称)整備効果等調査報告書<概要版>」 の中で「新駅周辺地域では新駅整備を肯定する意見が約76%と大勢を占めている。他、全市においても肯定派が約62%を占めていることから、市民の多くが整備の必要性を認識していると考えられる」 と結論づけている。

     このような欺瞞的なアンケート調査結果を元に、新駅設置は必要だと主張することがまかり通るは、とても信じがたい。信頼の置けない市政である。

     当方なら、
    「新駅への移動に時間を要し、かつ鉄道の本数が少なく1時間に1本の時間帯もあり、利便性がないため、設置は必要ない」(※ 注)

    「人口減が確実な中、鉄道とバス路線との競合により、路線バスの本数の減少、廃止も予測されるため、設置は必要ない」

    「目的地付近に停車する路線バスに利便性があり、寧ろ路線バスの本数増加を図るべきであり、鉄道の新駅設置は必要ない」

     といった項目も加えるだろう。
      (※ 注) 現在のJR奥羽線の土崎駅~秋田駅間の列車運行数は、7時台6本、8時台3本、17時台3本以外は、1時間に1、2本である。


     また、新駅設置予定とされる、泉・外旭川地区に該当するバス路線のうち、『泉ハイタウン線』は、6時~18時の各時間帯で1時間に1、2本の運行で、『神田旭野線』は7時台のみ4本で、14時台3本、18時台1本、他の時間帯は1時間に2本、『神田土崎線』の秋田駅発着便に至っては、1日1本だけとなっている。

     決して多い本数ではないが、もし新駅設置となれば、鉄道利用者と競合し、バス路線の乗車率低下、運行数の減少が懸念され、バス利用者にとって現在より不便な運行状態に改変される可能性がある。

     また、現在、自家用車で市内を移動している人達が、運行数の少ない鉄道利用に変わるとは考えづらい。

     少子化によって、学生数もさらに減少が予想され、通学での利用者数も今後20年~30年経過するとさらに減少するだろう。

     現状と20年~30年後の秋田市を見据えた時、新駅設置が必要だという結論に至るのは、とても理解できない。

     また、秋田駅-土崎駅間の距離は、7.1キロだが、それ以上の駅間距離がある駅が県内や奥羽線内にも多数ある。

     新駅設置の必然性はどこにも存在しないだろう。

     選挙公約であると言っても、利権がからむ公共事業を、利益誘導型の公約にすることが、秋田市の行く末にとって、果たして妥当と言えるのか。

     最後は、土建屋が潤う方向に収れんされているのが、現在の秋田市政、市議会の実状のようである。








    〈追記〉
     バス運賃についてだが、
     新駅予定地付近のバス停から秋田駅までだと現在、 神田旭野線 (秋田中央交通) 桜町バス停から220円、天徳寺前バス停から250円である。途中下車の際はもっと安い料金になる。
     当方が、利用する泉ハイタウン線 (同) 某バス停からだと190円であり、目的地の最寄バス停で下車でき、料金は同様にもっと安くなる。
     (因みに、JR 秋田駅→土崎駅の片道運賃は現在200円)
     また、秋田市では高齢者ワンコインバス事業で、現在、満65歳以上の秋田市民は、秋田中央交通㈱が市内で運行する路線バス等に100円で乗車できることになっている。
     バス運賃は高くはない。
     進行する超高齢化社会に対応するため、市がアンケートの文言で言うように、「公共交通の維持・確保は、主要な課題であり」、そのため、「バスの安定運行と路線網の充実が求められるのである」
     新駅建設は、新駅予定地にごく近い人達が、駅構内へ出向く場合、乗り換えの場合にのみ便利なだけである。







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    愛されキャラ 「スギッチ」(県公式マスコットキャラクター)を退任に追いやった、秋田県の体質。 (2017.11.18)

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    2017-12-17
     秋田県のマスコットキャラクター「スギッチ」が、11月29日をもって、デザイン原案者との契約満了により、今後の使用が不可となり、マスコットキャラクターとしての任を解かれることになったと言う。

     「秋田わか杉国体」のマスコットとして、2004年に登場して以来、県に限らず民間でも広く親しまれ、229種ものデザインが、パフレット、ポスター等に使用され、県内13カ所にフィギュアが設置されるなど、絶大な人気を博していたキャラクターである。

     なぜ、県は「スギッチ」作者との契約更新に尽力しなかったのだろうか。
     「スギッチ」作者(原案者)の方は、
     「県内に2種類のキャラクターがいると、互いの存在がぼやけてしまうのでは。古参から身を引いた方が良いと思った」 (2017年1月26日、毎日新聞)
     と語っている。

     絶大な人気を誇る「スギッチ」がいながら、2015年に県が導入した新キャラクター「んだッチ」の存在が、契約終了の大きな要因になったのは、言うまでもない。

     新キャラクター「んだッチ」。赤顔に、黄色の髪と分厚い唇、頭に突き出た角、口からは牙。一見河童にも見え、何をイメージしているかも分かりづらいキャラクターである。その容貌と赤、黄色の色合いから、秋田県をイメージしづらい。
     一方、単純明快に理解でき、デザインと緑の色合いからも秋田がイメージされるキャラクター「スギッチ」。
     一般的な秋田県民の感覚から考えれば、どちらが、秋田県のマスコットキャラクターに相応しいか、容易に分かりそうなものである。

     新キャラクター「んだッチ」導入にあたり、佐竹県知事は、
     「『スギッチはスギッチとして残しながら、それにプラスもう一つ、もう少し動きのあるいろいろな面で使えるキャラを作ってみたいということです』 (27年3月9日の県議会予算特別委員会)」 (2016年1月26日、産経ニュース)
     と県議会で述べ、スギッチ引退について否定していた。
     普通に考えれば、「スギッチ」の継続利用のため、デザイン原案者と交渉にあたり、契約更新に動くのが筋である。
     新キャラ「んだッチ」導入の条件として、「スギッチは従来通り残す」と県議会で答弁している以上、その言を履行し、スギッチを残すのがまともな感覚であり、議会と県民への公約でもある。
     仮に「スギッチ」を残せないなら、新キャラ「んだッチ」導入の話は白紙になるのが自然なことである。

     「スギッチ」を惜しむ秋田県民の声は根強いようである。
     地元紙の読者欄でも、現在、他県に住む秋田出身者の方が
     「かわいさと緩さを兼ね備えたスギッチは、秋田のイメージにぴったりの 『愛されキャラ』 だった」 「秋田県のために尽くしてきたスギッチを失うことは、単なる一キャラクターが消えるということではない。秋田県の良さを失うことだと私は思う」 (2017年8月11日、秋田魁新報 「声の十字路」 )
     と訴えている。

     こう言った県民の愛惜の声に、行政はどう向き合い、応えるのだろうか。

     そもそも、新キャラクター導入は、県民サイドから出た話ではなく、現県知事周辺から一方的に出された話である。しかも 「動きのあるキャラがいい」 という極めて軽率で稚拙な理由からである。
     多くの県民の思いは軽んじられた。

     「スギッチ」解任にあたり、秋田県の体質、意識レベルが垣間見えるようである。

     県が、「マスコットキャラクターを作りました。県民は愛してください。~ 県民は愛しました。 ~ 契約終了になりました。引退です」 と冷淡に言うのでは、県民の心を弄んだことにならないのか。
     こんなマスコットキャラクターならば、止めるべきである。





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    秋田市は、公共事業のバラマキ市政か。絶え間なく続く、公共施設の建設 (2017.10.8)

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    2017-11-06
     コンパクトシティの考え方では、都市機能の集約により、効率的な行政サービスの提供や行政コストの節減を計り、人々の移動手段が公共交通や自転車、徒歩に変わることにより、CO2排出量の削減など環境面での効果を期待するものとされるが、その理念と裏腹に、集約化のために、過大な公共施設を新たに建設するなどし、行政コストが膨張するような事態、財政運営がコンパクト化とは逆になるような事態は避けるべきである。これでは、何のためのコンパクト化かと言うことになる。

     また、秋田市のように郊外に拡大化した市街地を放置したままで、人口減少がこのまま進めば、都市の衰退はさらに進むことになるに違いない。各市街地間を結ぶ、人々が移動しやすい、新たな公共交通ネットワークの構築こそ、今求められるはずである。

     ところで、秋田市は平成22年度、23年度に、中通一丁目地区再開発事業で、「にぎわい交流館、駐車場、広場」取得に合計103億円の市費を投入し、平成25年度~28年度には、市庁舎建設事業に合計143億円を支出するなど、大型公共投資をしたが、その後 (平成22年度以降) の公共事業への主な投資は、下記の通りとなっている。

    ※〔中通一丁目地区市街地再開発事業〕
    ・中通一丁目地区市街地再開発事業         28億9千578万円 (平成22年度)
    (既存建築物の解体費、広場用地取得費等)
    ・中通一丁目地区市街地再開発事業         74億1千852万円 (平成23年度)
    (にぎわい交流館、駐車場、広場取得費等)
                                合計 103億1千430万円


    ※〔市庁舎建設事業〕
    庁舎建設事業                 14億5千296万円 (平成25年度)
    新庁舎再生可能エネルギー等導入事業 1億1千934万円 (平成25年度)
    庁舎建設事業                 26億1千180万円 (平成26年度)
    新庁舎再生可能エネルギー等導入事業 1億1千442万円 (平成26年度)
    庁舎建設事業                  83億175万円   (平成27年度)
    庁舎建設事業                 16億9千839万円 (平成28年度)
                          合計 142億9千866万円

             
    (1万円未満四捨五入)
    (平成22年度、23年度、25年度、26年度、27年度、28年度 当初予算案の概要 秋田市 より抜粋)


    ※〔大型公共事業投資以後の主な公共事業への投資〕

    公立美術大学施設整備事業    5億6千573万円  平成24年度     (新屋)
    (公立美術大学新施設建設費等)

    公立美術大学大学院設置支援経費  7億6千万円   平成28年度     (新屋)
    (公立美術大学大学院棟建設費等)

    新屋まちづくり拠点施設整備事業    1億7千940万円  平成27年度     (新屋)
     (秋田市新屋ガラス工房)            5億2千394万円  平成28年度
                                    4億3千643万円   平成29年度  
                             合計  11億3千977万円
                                      
    土崎まちづくり拠点施設整備事業      4千870万円  平成27年度      (土崎)
     (土崎みなと歴史伝承館《仮称》)      4億8千946万円  平成28年度
                                     4億9千25万円   平成29年度
                            合計  10億2千841万円  
                           
    東部市民サービスセンター(仮称)建設 準備経費   622万円  平成24年度    (広面)
     東部市民サービスセンター(仮称)整備事業            8千41万円  平成25年度
     東部市民サービスセンター(仮称)整備事           8億3千316万円  平成26年度
     東部市民サービスセンター(仮称)整備事業           3億131万円  平成27年度 
     東部市民サービスセンター整備事業               1億461万円  平成28年度    
                                合計    13億2千571万円 

    桜地区コミュニティセンター(仮称)建設事業     1千695万円  平成26年度    (桜)
     桜地区コミュニティセンター(仮称)建設事業         2億5千692万円  平成27年度
     桜地区コミュニティセンター(仮称)建設事業         1億4千750万円   平成28年度 
                                  合計   4億2千137万円     

    勝平地区コミュニティセンター改築事業   2千784万円  平成23年度    (勝平)
     勝平地区コミュニティセンター改築事業        2億8千970万円  平成24年度 
     勝平地区コミュニティセンター改築事業          3千650万円   平成25年度 
                               合計  3億5千404万円
                        
    河辺岩見温泉改築事業   3億2千406万円 平成27年度   (河辺岩見)
     河辺岩見温泉改築事業       1億1千500万円 平成28年度    
                    合計  4億3千906万円

    南部市民サービスセンター(仮称)整備事業   4千755万円  平成24年度   (御野場)
     南部市民サービスセンター(仮称)整備事業         7億1千839万円  平成25年度
     南部市民サービスセンター整備事業               9千535万円  平成26年度
     南部市民サービスセンター第2期整備事業準備経費       515万円  平成27年度  
     南部市民サービスセンター第2期整備事業           7千461万円  平成28年度  
     南部市民サービスセンター第2期整備事業           7億771万円  平成29年度    (牛島)
                                   合計  16億4千876万円

    飯島南地区コミュニティセンター(仮称)建設事業  5千127万円  平成28年度 (飯島南)
     飯島南地区コミュニティセンター(仮称)建設事業        2億7千739万円  平成29年度 
                                    合計  3億2千866万円

    北部市民サービスセンター(仮称)整備事業  24億6千335万円  平成22年度   (土崎港) 北部市民サービスセンター整備事業                 4千166万円  平成23年度 
                                    合計 25億501万円

    将軍野地区コミュニティセンター大規模改修事業 1億889万円 平成28年度 (将軍野)


    史跡秋田城跡歴史資料館(仮称)整備事業    217万円  平成24年度   (寺内)
               同                           519万円  平成25年度
               同                      1億5千398万円  平成26年度
               同                      1億1千610万円  平成27年度  
                                合計  2億7千744万円

    国指定名勝如斯亭(じょしてい)庭園保存整備事業   298万円  平成22年度  (旭川)
               同                              692万円  平成23年度
               同                            3千990万円  平成24年度
               同                           1千866万円  平成25年度
               同                           5千344万円  平成26年度
               同                         1億5千508万円  平成27年度
               同                          2億5千123万円  平成28年度
               同                            9千807万円  平成29年度                                       合計  6億2千628万円

    (1万円未満四捨五入)
    (平成22年度、23年度、24年度、25年度、26年度、27年度、28年度、29年度 当初予算案の概要 秋田市 より抜粋)

    [予定]
    県・秋田市連携文化施設 概算事業費約200億円のうち、県・市負担額86億円程度 (見込)  (他に駐車場整備費用 20億円~25億円
    JR泉・外旭川新駅 約20億5千万円 (見込)



     中通一丁目地区再開発 (103億円) 、市庁舎建設 (143億円) の大型公共投資以降、秋田市では、市内の土崎、新屋、御野場、牛島、広面、飯島、桜、勝平、将軍野、河辺岩見、寺内、旭川などの広範な地域に、1億円~25億円の公共施設建設が大量にばら撒かれているのが分かる。 その総額は、実に、おおよそ 115億2千913万円 である。多額の市税が投入された、これらの事業が、一般市民にどれ程役立っているのか。福祉関係の予算が削られてはいないのか。市民生活に直結する部分に支障を来していないのか。

     これらは、明らかに、露骨な選挙目的であることが透けて見える。

     現在の秋田市政は、選挙対策と見てとれる、土建屋さんが潤うような公約が並び立てられ、公共事業が市内の各地にばら撒かれている、公共事業のバラマキ市政と言えるのではないか。

     その一方で、例えば、平成29年度予算の少子化対策では、「第2子保育料無償化事業」が 6千239万円となっており、移住促進対策費 (首都圏からの移住促進) は、僅か651万円である。喫緊の課題である人口減対策に傾注しているようにはとても見えない。
     
     20年、30年後の秋田市が市民が暮らしやすい、活気に満ちた街であるよう、将来を見据えたビジョン、堅実で期待感の持てる方向性が感じられない。

     現在の秋田市政は、将来への希望が持てない、閉塞感に満ち溢れた、陰鬱な市政と言うことができるだろう。





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    本質をわきまえない秋田県民の県民性と公共施設の建設
     秋田県人は 《見えっぱりで、ルーズでのんびり屋で、お上意識ばかりが強く、権威にへつらい、射倖心に富み経済観念はゼロ、中央へのコンプレックスを捨てきれない》 《とどのつまりは、本質をわきまえずに行動するきらいが強い》 と指摘されています。県内の出来事に当てはめると容易に理解できます。 http://akitacolumn2.blog.fc2.com/blog-entry-119.html



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    新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

    以前より展示室が狭くなった。
    「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
    階上の左右から見ることが出来なくなった。
    照明の照り返しがきつい。
    2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
    展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
    以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
    新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
    あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

    などの声が上がっています。
    (2014年2月)




     「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

    (2013年8月31日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
     

     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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    現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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