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秋田らしい「おもてなし」とは何なのか

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2014-02-03
 昨年夏頃に秋田の地元紙に掲載された県知事の広告に、秋田県では、今後、人口増加が見込めないことから、県は、交流人口の拡大を図っていくとあった。しかし、交流人口=観光客等の拡大に努めているのは、全国どこの自治体も同じことではないのか。何も秋田県ばかりのことではない。在り来たりでない、独自の、効果のある取り組みが各自治体に問われている。

 人口減が全国で最も著しい秋田県では、秋田の現状はやがて世界が辿る「あしたの国」であるなどとして楽観視する見方があるが、秋田県社会が解決すべきことだという意識、自覚がそこにあるのだろうか。地元メディアなどの報道を見ると、人口減は、日本全国同じ状況だ。東京一局集中が悪い。行政には責任がないと言うような論調が見られる。
 ならば、一局集中を変えようとする取り組みや、他の自治体と連携し、国に働きかける取り組みが、秋田県の行政にあったのだろうか。

 どうも、秋田県では、現状に変化を求めない安定志向や、どんなに秋田県が危機的で、自殺率、死亡率、高齢化率、婚姻率など様々な分野で、全国の他県より劣っている状況にあったとしても、自分たちが楽であればそれでよしという傾向、社会の雰囲気が感じられる。
 その一つの象徴として、「あんべいいな秋田県」という県のキャッチコピーにも表れている。

 また、全国の都道府県はどこも観光を重視しており、しきりに「おもてなし」が叫ばれているが、秋田県でも、JRの秋田デスティネーションキャンペーン(秋田DC)を機に、「秋田、総おもてなし宣言」がなされたりした。
 観光などで他国や他県から訪れた人々への本当の「おもてなし」とは何なのか。それは、決して掛け声だけではないし、うわべだけの親切心や見栄を張った振る舞いでもないはずである。

 先日、「県庁おもてなし課」で話題になった高知県の旅を取り上げたテレビ番組を見たが、出演者が、 真のおもてなしとは「全身全霊で相手に喜んでもらおうとする心だ」 と言っていた。
 また、広島県では、観光客を全力でもてなす「県庁『全力歓迎課!』」が話題になったこともある。

 秋田県においては、かつて、1961年(昭和36年)の秋田国体開催以降、秋田県民の「まごころ」が全国的にも評判になり、1970年代、80年代頃までは、まごころに溢れた秋田県民が多かった気がする。
 今日では、社会全体が個人主義的傾向が強くなったこともあり、秋田県民の気質も大分変わってしまったようである。

 秋田県らしい「おもてなし」とは何なのか。
 それは、都会人のような気の効いたことは出来なくても、心底相手を思った、 嘘偽りのない真心の籠った「もてなし」 ではないだろうか。少し前までそういう人が、秋田には大勢いた。

 そういった人が、また秋田に増えれば、秋田の抱える様々な課題も解決へと向かって行くと著者は考える。


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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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秋田県立美術館(平野政吉美術館)の閉館、大壁画「秋田の行事」展示室の閉鎖及び「秋田の行事」、藤田嗣治作品の移転について
美の巨人たち 藤田嗣治 「秋田の行事 」 ― 視聴出来なかった秋田県の方々に、一部誌上再現!
現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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