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JRの新駅を建設しようとしている秋田市。20年、30年後の人口減少を見据えているのか。

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2017-09-07
 現秋田市長が、JR奥羽本線の秋田駅、土崎駅間の秋田市「泉・外旭川」地区に、JRの新駅を建設することを表明している。9月6日の秋田魁紙に、そのような方針であるとの記事があった。
 この駅は、JR東日本が採算を見込み新設する訳ではなく、自治体の請願駅であるため、駅舎などの建設費、約20億5千万円は秋田市の負担になるとのことである。

 「市の概算では駅前広場の整備なども含めた総事業費は20億5千万円。新駅は自治体が設置費の大半を負担する『請願駅』」 (2017年9月6日、秋田魁新報)

 秋田市では、経済効果などを上げ、建設するつもりのようだが、人口減少が続く秋田市の現状や20年後、30年後の利用者の需要予測をしたものであろうか。

 新聞によると、秋田市の人口は、2006年が331,834人 (10月1日時点、《2017年8月1日、秋田魁新報より》)、2016年が313,668人 (10月1日時点、《2017年8月1日、秋田魁新報より》)と10年間で、18,166人、5.47%の減少となっている。同じ減少率が続けば、20年後には、280,291人、30年後には、264,959人と予測される。

 また、国立社会保障・人口問題研究所では、2040年に秋田市人口は約235,000人と予想し、秋田市当局でさえ、260,000人を目標としているらしい。市長自らが語っていることだ。

 「国立社会保障・人口問題研究所は2040年の市人口が約23万5千人に減ると推計しているが、市が目指す将来人口は約26万人だ」 (2017年7月31日、秋田魁新報)
 
 また、秋田市「泉・外旭川」地区においても、外旭川では農地が残っているが、泉では、ほぼ100%住宅地、商業地となっており、今後の人口増加の余地はない。

 また、新駅を建設した場合の利便性についてだが、新駅予定地から徒歩10分位の所に住む著者は、現在徒歩2分でバス停、バス乗車15分ほどで、中心市街地や駅に到着しているが、新駅だと徒歩10分、乗車5分 (推定)ホームから駅入口まで5分、商業施設「なかいち」まで5分位と25分位要すると推測される。 (多少の誤差あり) 非常に不便な駅になることが予測され、とても利用しようとは思えない。

 以前、テレビ番組内で、なかいちの食堂に行く際、利用したいと話していた人がいたが、駅到着後に要する時間を考えなかったのだろう。

 新駅と目と鼻の先に住む人が、駅構内に用事がある場合、乗り換えの場合にのみ便利なだけの、非常に利便性が低い駅になってしまうだろう。
 加えて、土崎方面からの乗客は、今より少なくても3分は所要時間が増えるだろう。

 また、仮に利用者激減で、JR側で維持管理が困難になり、廃駅になってしまえば、20億円以上の市費が、全くの無駄になる。
 この新駅の問題は、慎重に対処して頂きたいと願う。
 
 新駅建設より、将来を見据えた秋田市の公共交通の在り方について、ビジョンを示すことの方が重要であると考える。

 とりわけ、秋田市の現状を考えれば、循環型バスなど、バス路線の利便性を高めるのが最善ではないか。冬場の除雪体制の強化とスムーズで安全な運行も重要だ。

 この「泉・外旭川新駅」建設は、現市長の選挙公約であるとのことだが、一体誰に対する公約なのか疑問だ。後援会や支援者、言い替えれば、支援する特定の業界、業種の人達への公約ではないのか。

 土木屋さんだけが潤うような市政であるなら、御免蒙りたい。





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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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