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秋田公立美術大の運営費増大の推移。学長兼理事長は元文科省官僚。

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2017-09-25
 秋田市が支出する、秋田公立美術大学への運営費等増大の推移は、下記のとおりである。各年度の秋田市当初予算案概要から確認したものである。


◎ 平成24年度 … 公立美術大学設置準備経費   82,653,000円  
             公立美術大学開学準備経費   79,763,000円
             公立美術大学施設準備事業  565,733,000円   合計 728,149,000円
             (施設の新築、改修、増築等) 

◎ 平成25年度 … 公立大学法人運営費交付金  796,000,000円
             公立大学法人支援経費       3,988,000円   合計 799,988,000円 

◎ 平成26年度 … 公立大学法人運営費交付金  852,436,000円 
     秋田公立美術大学社会貢献センター活用経費 1,000,000円   合計 853,436,000円

◎ 平成27年度 … 公立大学法人運営費交付金  821,570,000円
           公立大学法人施設整備費補助金  178,541,000円
            (施設の修繕費)
    秋田公立美術大学社会貢献センター活用経費  1,000,000円  合計 1,001,111,000円

◎ 平成28年度 … 公立大学法人運営費交付金  846,931,000円
           公立大学法人施設整備費補助金  181,220,000円
          公立美術大学大学院設置支援経費 760,000,000円  合計 1,788,151,000円
           (大学院棟建設費等)

◎ 平成29年度 … 公立大学法人運営費交付金  985,906,000円
           公立大学法人施設整備費補助金  117,200,000円  合計 1,103,106,000円


 (平成24年度、25年度、26年度、27年度、28年度、29年度 当初予算案の概要 秋田市 より)


 美術工芸短期大学当時、5億2千1百万円 (2011秋田公立美術工芸短期大学学報より) だった運営費は、平成25年度…7億9千600万円 (公立大学法人運営費交付金) 、平成26年度…8億5千200万円 (同) 、平成27年度…8億2千200万円 (同) 、平成28年度…8億4千700万円 (同) と、概ね8億円~8億5千万円に上がっており、平成29年度は、大学院設置の影響で、9億8千600万円 (同) にまで増大している。

 さらに、施設新築等に、5億6千600万円、大学院棟建設費に 7億6千円、平成27年から毎年、施設整備費補助金として1億7千900万円1億8千100万円1億1千700万円の市費が投入されている。 (100万円以下四捨五入) 
 
 また、秋田公立美術大に投入される毎年の市費の合計は、すでに平成27年度から 10億円 を越えている。

 この公立美術大への巨額の投資は、僅か23年後の2040年には、人口23万5000人 (国立社会保障・人口問題研究所) と予測されている秋田市を見据えた時、異常ではないか。秋田市に見合った額とは思えない。
 今後の財政逼迫で、市民生活に影響を及ぼさないのかも危惧される。

 しかも、大学の公表によると、現在の理事長 (兼学長) は、元文部科学省の官僚であるが、天下りの元官僚らのために、市民の貴い血税が使われるのは、許し難い思いがする。

 ウェブ上の情報では、認可権限を持つ文科省の元幹部らが、認可される側の大学のトップや幹部に再就職するケースが非常に多いらしいが、行政の醜い歪みの典型である。

 また、副理事長や理事については、氏名だけが公表されているが、前職や経歴も知りたいものである。天下りの可能性が排除できない。

 大学新設には利権があると言われるが、秋田公立美術大の相次ぐ、施設の新築、大学院棟の建設を見ると、それを端的に実証しているように思える。

 開学前、市民が「四年制化の必要性が分からない」「税金の無駄遣い」 (2011年12月21日、秋田魁新報) と声を上げていたが、全く異論のない、民意の反映のない「有識者委員会」 (この委員会の委員長も元文部科学省の官僚) の提言を受け、秋田公立美術工芸短大の4年制化は進められた。

 その後、平成25年に開学したこの大学は、現在の運営費等の増大と、将来の人口減少への甘い見込みから、秋田市民の大きな負担、お荷物になることは間違いないだろう。





お薦め記事 …
本質をわきまえない秋田県民の県民性と公共施設の建設
 秋田県人は 《見えっぱりで、ルーズでのんびり屋で、お上意識ばかりが強く、権威にへつらい、射倖心に富み経済観念はゼロ、中央へのコンプレックスを捨てきれない》 《とどのつまりは、本質をわきまえずに行動するきらいが強い》 と指摘されています。県内の出来事に当てはめると容易に理解できます。 秋田県人は物事の本質を見極め行動すべきです。  http://akitacolumn2.blog.fc2.com/blog-entry-119.html




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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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    人口減少が続く中、膨張を続ける秋田市の秋田公立美術大への予算

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    2017-09-17
     秋田公立美術大学は、前身が「秋田市立工芸学校」 (昭和27年設立)、「秋田市立美術工芸専門学校」 (昭和50年改称)、「秋田公立美術工芸短期大学」 (平成7年4月開学)であり、平成24年、当時の民主党政権の田中文科相が一端、4年制大学設置を不認可としたが、その後認可され、紆余曲折の末、平成25年4月に開学となった大学である。
     全国的な少子化、人口減少により、定員割れの大学が相次ぐ中、将来の経営が成り立つのか、多額の市費投入は妥当なものなのか等、疑問が尽きない大学でもある。

     この大学への秋田市が拠出する運営費は、前身の短期大学時代は、平成23年度が、5億2千1百万円 (2011秋田公立美術工芸短期大学学報より) であったが、現在は、8億5千7百万円 (秋田公立美術大学平成28年度年度計画より) となっている。それが、本年度は大学院 (修士課程2年) が設置されたため、さらに1億円増となり、2019年は博士過程 (3年) まで新設する予定とのことで、10億円以上 (推定) に膨らむと予測されている。市費投入の膨張が続いている。さらに、昨年度は、新規の大学院棟が建設され、7億6千万円の建設費が投入されている。 (広報あきた平成28年4月1日号より)  校舎の増築が今後も続くことが予想される。

     現在、人口311,952人 (推計人口、2017年5月1日現在) の秋田市は、23年後、2040年には、235,000人 (国立社会保障・人口問題研究所) と予測されている。市税減収、歳入の減少が確定的な中、市民生活と密接していない、趣味の領域の美術大への支出を増大させ続け、継続的に負担するような市政は、真当な市政と言えるのだろうか。未来に多額の付けを回し続ける卑劣な市政である。

     秋田市及び隣県の県庁所在地である、青森県青森市、岩手県盛岡市、山形県山形市の国公立大学の内訳は下記の通りだ。


    ◎ 秋田市 … ○秋田大学 (学生数4,502 《2014年》 ) 、秋田県立大学 (学生数1,353 《2015年4月1日》 、本荘キャンパス、大潟キャンパスも含む) 、国際教養大学 (学生数947 《2015年4月1日》 ) 、秋田公立美術大学 (学生数 420)

    ◎ 青森市 … 青森県立保健大学 (学生数972 《2015年5月1日》 )、青森公立大学 (学生数1,322 《2016年5月1日》 ) (他に弘前市に○弘前大学)

    ◎ 盛岡市 … ○岩手大学 (学生数5,710 《2014年5月1日》 ) (他に滝沢市に岩手県立大学)

    ◎ 山形市 … ○山形大学 (学生数7,648 《2015年5月1日》 、米沢キャンパス、鶴岡キャンパスも含む) 、山形県立保健医療大学 (学生数415 《2014年4月1日》 )

                                        ○は国立大 著者調べ



     秋田市の4大学 (内、公立大3) は、青森市の2大学 (内、公立大2) 、盛岡市の1大学 (内、公立大0) 、山形市の2大学 (内、公立大1) と比較し、飛び抜けて多いことが分かる。

     また、県費、市費の投入 (運営交付金として支出) は、秋田県立大学が36億2千6百万円 (平成27年度、公開されている財務諸表で確認) 、国際教養大学 (秋田県設立) が10億3千3百万円 (平成23年度、公開されている財務諸表で確認) 、秋田公立美術大学が8億5千7百万円 (公開されている平成28年度年度計画で確認) に上っている。
     秋田県、秋田市の現状と将来の人口減少を見据えれば、極めて過大な負担と言えるだろう。

     国際教養大学 (2004年4月開学) 、秋田公立美術大学 (平成25年4月開学) の開学は、誤りであったと改めて思う。

     加えて、高校卒業後、毎年、秋田県から県外へ流出する、進学希望の約5000人 (2007年の県外進学者は5201人 〈県調査〉 《2015年2月27日、秋田魁新報より》 ) の生徒の受け入れ先になる、秋田県内の国公立大にない、法学部、経済学部等の文科系大学の新設であるのなら、ある程度理解できるのだが、外国語系と美術系の大学の新設では、秋田県、秋田市にとって全くのミスマッチと言えるだろう。
     大学新設利権と結び付いた大学の新設と見ることができるだろう。
     
     また、この秋田県、秋田市における過剰な公立大の新設は、 《見えっぱりで、ルーズで、お上意識が強く、経済観念がなく、物事の本質をわきまえない》 秋田県人の悪しき県民性の表れとも見ることができるでしょう。

     本質をわきまえない県政、市政が続けば、秋田県、秋田市の衰退はさらに続くことになるでしょう。 県民、市民は厳しく注視すべきです。



     


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    (2014年2月)




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    (2013年8月31日)




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     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)




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     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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    秋田市の驚くべき活気のなさ ~ 盛岡市との比較

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    2017-09-11
     今夏、盛岡市を訪れた。隣県、岩手の県庁所在地である盛岡市は、北上盆地のほぼ中央に位置し、面積は886.47平方キロメートル、人口 295,905人 (推計人口、2017年5月1日現在)、人口密度 334人/平方キロメートル となっており、秋田市とほぼ同規模の都市である。
     (秋田市は、面積 906.07平方キロメートル、人口 311,952人 《推計人口、2017年5月1日現在》、人口密度 344人/平方キロメートル)

     著者は、JR盛岡駅の東側にある中心市街地の一部、開運橋から大通商店街付近を通行しただけだったが、街は絶え間なく歩行者が行き交い、活気に満ち溢れていた。
     同時に、同じ東北の同規模の都市、秋田市の驚くほどの活気のなさは、一体何なのかと嘆かわしく感じた。

     何も著者だけではなく、ウェブ上でも、盛岡市は活気があっていい街だ、と伝える人が多数いる。
     なぜ、盛岡市は活気があるのだろう。

     盛岡市の玄関口、盛岡駅には、東北本線、田沢湖線、山田線、花輪線、いわて銀河鉄道と東北、秋田新幹線が乗り入れており、一日の平均乗車人員は31,126人 (2016年度) と秋田駅の10,879人 (2016年度) の約3倍である。北東北の要衝駅となっている。
     また、仙台駅とは、最短 39分、東京駅とは、最短 2時間11分で結ばれており、大都市圏と完全な日帰り圏内となっている。 (秋田―東京間は最短 3時間37分)
     県外からのビジネス客や観光客の利便性が高く、県外との人的交流が、秋田市に比べると相当活発であることがわかる。

     交通アクセスで、東北の他の県庁所在地と比較しても、大きなハンディキャップがある秋田市が、 「活性化」 を勝ち得るためには、箱物ではなく、他都市を上回るソフト、政策、アイディアの力が求められるだろう。
     コンクリートのバラマキ市政では、衰退するだけである。

     ◎ 青森―東京間 最短 2時間59分、山形―東京間 最短 2時間26分、仙台―東京間 最短 1時間31分、福島―東京間 最短 1時間22分 (全てJR新幹線)

     また、盛岡市の中心市街地は、JR盛岡駅の東側の約218ヘクタールの地区であり、そこに市全体の約25.1%の小売商業が集積するなどしており、市役所、県庁、県民会館などの多くの公共公益施設も立地している。

     また、盛岡市は、街中の自転車の利用促進に力を入れており、平成20年度には市内3つのエリアに自転車走行空間 「ブルーゾーン」 を設置するなどし、自転車走行の利便性が高められている。今回、商店街の各店先に2台程度の自転車がきれいに駐輪しているのが数多く見られた。そして、それらが決して街の景観を損ねてはいなかった。
     こういったところにも、人々や街の活気が感じられた。

     秋田市中心部においては、自転車利用した場合、気軽に駐輪できる状態にはなっていない。ビルの地下にある有料駐輪場 (無料もあり) にわざわざ運ばなければならない仕組みになっている。
     行政など管理する側に都合の良いシステムが築かれたのだろう。
     自転車の特性を生かした街にはなっていない。こういった所からも活気が削がれている。
     
     また、秋田市では、にぎわい=通行量と見て、再開発により中心市街地の通行量が増えたとしているが、商店の販売額が増加したとの話は聞かない。

     「経済産業省の14年の商業統計によると、市全体に占める中心市街地の小売業の売り上げは9.7%。07年の13.2%から低下しており、商業の地盤沈下に歯止めがかかっていない」 (2017年3月2日、河北新報 ONLINE NEWS)

     街の活気は、生産年齢人口 (労働力の中核をなす15歳以上65歳未満の人口層) に当たる人達が、各々の目的を持って行き交い、集まっていることで産み出されるものである。

     高齢化率日本一の秋田においては、秋田駅構内の通路 「ぽぽろーど」 を高齢者らが大勢世間話をしながら通行し、集まっているのをよく見かけるが、こういった状態は、本当のにぎわい、活気ある街とは言わないだろう。

     盛岡市駅前にある開運橋は、 「二度泣き橋」 と呼ばれているそうだ。転勤で盛岡に来た人がこの橋を渡る際、 「なんて遠くまで来てしまったのだろう」 と一度泣き,何年か後、再び転勤で盛岡を離れる際に,今度は 「盛岡から離れたくない」 と二度泣くことをいうのだそうだ。盛岡は人情に厚い、人に優しい街、自然豊かな街としても広く知られている。

     秋田において、人々の人情を語る、心温まるエピソード、話題などをほとんど聞いたことがない。
      (一県民として、一応秋田県民は、比較的優しく、穏やかな人が多いとだけ記しておく。)

     また、盛岡市では、町屋の街並みや歴史的建造物が保存され、人々に愛されている。最近では7月17日に、東京駅を設計したことでも有名な辰野金吾と盛岡出身の葛西萬司の設計による 「岩手銀行 (旧盛岡銀行) 旧本店本館」 (国重要文化財) が、耐震補強工事を施したうえ、金融史を伝える 「岩手銀行赤レンガ館」 として再オープンしている。

     それに比べ秋田市では、古い建物をその真価を理解せずに解体し、新規に建築するケースが非常に多い。

     街の古き良き物を愛する気持ちは、街への誇りと自信になり、人々の活気、街の活気の源になる。
     これは、盛岡市と秋田市の違いでもあります。

     因みに、家庭ゴミの収集についてだが、盛岡市は無料、秋田市は市民に負担をかけ、平成24年から大袋 (45リットル) 450円 (10枚) の有料になっている。そして、その手数料収入の2分の1、2億2千500万円が、毎年、判で押したように、焼却施設、溶融炉の更新のための基金に充てられているのである。

     秋田市を、普通の人口30万人都市に相応しい、市民が暮らしやすく、活気ある街に変えていくために、秋田の人がやるべきことは多く残されている。





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    JRの新駅を建設しようとしている秋田市。20年、30年後の人口減少を見据えているのか。

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    2017-09-07
     現秋田市長が、JR奥羽本線の秋田駅、土崎駅間の秋田市「泉・外旭川」地区に、JRの新駅を建設することを表明している。9月6日の秋田魁紙に、そのような方針であるとの記事があった。
     この駅は、JR東日本が採算を見込み新設する訳ではなく、自治体の請願駅であるため、駅舎などの建設費、約20億5千万円は秋田市の負担になるとのことである。

     「市の概算では駅前広場の整備なども含めた総事業費は20億5千万円。新駅は自治体が設置費の大半を負担する『請願駅』」 (2017年9月6日、秋田魁新報)

     秋田市では、経済効果などを上げ、建設するつもりのようだが、人口減少が続く秋田市の現状や20年後、30年後の利用者の需要予測をしたものであろうか。

     新聞によると、秋田市の人口は、2006年が331,834人 (10月1日時点、《2017年8月1日、秋田魁新報より》)、2016年が313,668人 (10月1日時点、《2017年8月1日、秋田魁新報より》)と10年間で、18,166人、5.47%の減少となっている。同じ減少率が続けば、20年後には、280,291人、30年後には、264,959人と予測される。

     また、国立社会保障・人口問題研究所では、2040年に秋田市人口は約235,000人と予想し、秋田市当局でさえ、260,000人を目標としているらしい。市長自らが語っていることだ。

     「国立社会保障・人口問題研究所は2040年の市人口が約23万5千人に減ると推計しているが、市が目指す将来人口は約26万人だ」 (2017年7月31日、秋田魁新報)
     
     また、秋田市「泉・外旭川」地区においても、外旭川では農地が残っているが、泉では、ほぼ100%住宅地、商業地となっており、今後の人口増加の余地はない。

     また、新駅を建設した場合の利便性についてだが、新駅予定地から徒歩10分位の所に住む著者は、現在徒歩2分でバス停、バス乗車15分ほどで、中心市街地や駅に到着しているが、新駅だと徒歩10分、乗車5分 (推定)ホームから駅入口まで5分、商業施設「なかいち」まで5分位と25分位要すると推測される。 (多少の誤差あり) 非常に不便な駅になることが予測され、とても利用しようとは思えない。

     以前、テレビ番組内で、なかいちの食堂に行く際、利用したいと話していた人がいたが、駅到着後に要する時間を考えなかったのだろう。

     新駅と目と鼻の先に住む人が、駅構内に用事がある場合、乗り換えの場合にのみ便利なだけの、非常に利便性が低い駅になってしまうだろう。
     加えて、土崎方面からの乗客は、今より少なくても3分は所要時間が増えるだろう。

     また、仮に利用者激減で、JR側で維持管理が困難になり、廃駅になってしまえば、20億円以上の市費が、全くの無駄になる。
     この新駅の問題は、慎重に対処して頂きたいと願う。
     
     新駅建設より、将来を見据えた秋田市の公共交通の在り方について、ビジョンを示すことの方が重要であると考える。

     とりわけ、秋田市の現状を考えれば、循環型バスなど、バス路線の利便性を高めるのが最善ではないか。冬場の除雪体制の強化とスムーズで安全な運行も重要だ。

     この「泉・外旭川新駅」建設は、現市長の選挙公約であるとのことだが、一体誰に対する公約なのか疑問だ。後援会や支援者、言い替えれば、支援する特定の業界、業種の人達への公約ではないのか。

     土木屋さんだけが潤うような市政であるなら、御免蒙りたい。





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    本質をわきまえない秋田県民の県民性と公共施設の建設
     秋田県人は 《見えっぱりで、ルーズでのんびり屋で、お上意識ばかりが強く、権威にへつらい、射倖心に富み経済観念はゼロ、中央へのコンプレックスを捨てきれない》 《とどのつまりは、本質をわきまえずに行動するきらいが強い》 と指摘されています。県内の出来事に当てはめると容易に理解できます。 秋田県人は物事の本質を見極め行動すべきです。  http://akitacolumn2.blog.fc2.com/blog-entry-119.html




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    新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

    以前より展示室が狭くなった。
    「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
    階上の左右から見ることが出来なくなった。
    照明の照り返しがきつい。
    2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
    展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
    以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
    新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
    あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

    などの声が上がっています。
    (2014年2月)




     「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

    (2013年8月31日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
     

     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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    郊外への進出と平成の大合併による拡大化を計った秋田市 ~ 一貫性のない「コンパクトシティー」の主張

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    2017-09-05
     先日、秋田市新屋に、体験型施設「秋田市新屋ガラス工房」が完成したというテレビ番組を見た。この施設は、秋田公立美術大卒業生を嘱託職員として採用するなどの目的を持ち、総事業費12億5000万円の市費が費やされている。

     「 [秋田市新屋ガラス工房] 新政酒造の工場跡地約6500平方メートルに、木造平屋の工房と駐車場を整備。総事業費は約12億5000万円」 (2017年5月15日、河北新報 ONLINE NEWS)

     秋田市は最近よくコンパクトシティーを主張しているが、仮にその主張に沿うならば、この施設は、JR秋田駅前周辺の秋田市中心市街地に造るべきではないのか。中心市街地内に多数ある空き店舗を利用すれば、格安でオープン出来たはずである。
     しかし、この新屋ガラス工房は、現市長の選挙公約に組み込まれ、新屋地区住民の要望どおり、建てられている。

     また、選挙公約により、土崎地区には土崎まちづくり拠点施設、「土崎みなと歴史伝承館(仮称)」が建てられるという。土崎神明社祭の曳山行事の資料や太平洋戦末期に空襲を受け、今まで保存されていたにもかかわらず、今年4月に解体された、旧日本石油秋田製油所倉庫から搬出した柱、梁など展示する予定だとのことだ。
     これも戦後72年間残り、空襲の惨禍を生々しく伝えていた、旧日本石油秋田製油所倉庫をそのまま保存し、貴重な負の文化遺産、歴史教材として後世に伝えるべきではなかったか。

     このように、秋田市ではコンパクトシティーを主張する一方で、中心市街地以外に新たな公共施設を建設し続けている。これらは、あからさまな選挙目的と言えるだろう。

     また、秋田市では、昭和60年以降に、郊外への拡大化がなされ、御所野ニュータウンを造成するなどし、さらに、平成の大合併では河辺町、雄和町を編入する (平成17年) など、都市の拡大化が計られ、コンパクトシティーとは真逆な道を現に歩んできている。
     今頃、コンパクトシチィーを主張するとは、全く一貫性のない、矛盾した主張である。

     因みに隣県の山形市では、平成の大合併をせず、面積は381.3平方キロメートルで、秋田市 (面積 906.1平方キロメートル) の半分以下である。
     山形市長さんは、「『コンパクトシティー』という言葉を最近耳にしますが、山形市は平成の大合併をしておらず、もともとがコンパクトなんです」と語っている。
     人口密度は、山形市が662人/平方キロメートル、秋田市が344人/平方キロメートル (2017年5月1日現在の推計) とほぼ倍の差がある。

     また、秋田市中通一丁目再開発では、コンパクトな街づくりの観点から市民によって同地区への市役所の移転新築が提案されたが、これについては深く検討されず、県が進める県立美術館の移転新築を含む計画案が実施されている。市がコンパクトシティーを標榜するのなら、中心市街地への市役所の移転新築が最優先ではなかったのか。

     そして、総事業費135億円 (うち公費112億円) の中通一丁目再開発の完成、終了後、事業費130億円の市役所が山王地区のNHK秋田局跡地に建てられるという事態となっている。
     中通一丁目地区への市役所移築が実現していれば、135億円の支出はおさえられた。
     未来の街づくりと財政規律、有効な財政支出の面から見ても、中通一丁目地区への市役所移築が最善ではなかったのか。

     また、現秋田市長が、新屋地区、土崎地区では、新たな公共施設を建設しておきながら、外旭川地区への民間資本の参入 (イオン出店計画) には、「コンパクトシチィーの考えとは相いれない」と理由付けし、否定しているのはおかしな話である。
     加えて、コンパクトシティー理論の成功例は、全国的にほぼ皆無だ。
     20年、30年後を見据えたうえでの 「秋田市の活性化」を判断の基準とすべきである。

     この時代に、この秋田市に参入しようという民間資本を拒絶すべきではない。受け入れるべきである。

     都市を活性化させるのは、役所や公務員、公共施設ではなく、市民や民間の力である。





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    以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
    新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
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    (2014年2月)




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    (2013年8月31日)




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     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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