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「コンパクトシティ」という幻想を掲げ、JR駅周辺部にだけ開発を進める秋田市 (2015.9.10)

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2015-10-10
 9月1日、県と秋田市は、新複合文化施設を現県民会館の所在地に共同で建設する方針とともに、旧県立美術館を市が管理し、秋田公立美術大の学生や市民の展示施設とする案、JR秋田支社の建て替え等について発表している。

 JR秋田駅周辺を「県都の顔」であるとし、秋田市では「コンパクトシティ」構想による街づくりを主張、この地区の整備、再生こそ、県や秋田市にとって、何にも増して重要だという片寄った認識の下、計画されたと理解される。

 一方で、秋田市では、市北部の外旭川地区に、流通大手のイオングループによる出店計画があり、これについての許認可の問題があるが、秋田市では「コンパクトシティ」を理由に否定的な立場をとっている。

 しかし、昭和3~40年代から、秋田市の歴史を振り返ってみると、秋田市が主張する「コンパクトシティ」構想は、既に、遠い昔に崩れ去ってしまった「幻想」と言えるだろう。
 
 昭和40年代、50年代当時は、秋田市では、国鉄(当時)秋田駅前から千秋公園の堀の道路を挟んだ向かい側、広小路に、多種多様な商業施設等が集約されていて、その延長線上の西側に位置する、山王方面の官庁街とともに、コンパクトな街並みが形成されていたと言える。

 しかし、昭和60年に、将来の人口増を見込んだ「御所野ニュータウン」が秋田市東部に起工され、後を追うように、大規模ショッピングモールが出現、その後、今日に至る、広小路など中心市街地の衰退、空洞化への大きな要因になっている。

 秋田市は、人口40万人への増加という甘い見込みから、コンパクトシティとは、真逆な郊外への拡大の道を歩んだのである。

 また、秋田市は、面積が906平方キロメートルと相当広く、多くの市民が居住する地区が古くから多数存在している。因みに東京23区の面積は、合計で622.99平方キロメートルである。

 行政コストの削減を謳った「コンパクトシティ」の下、仮にJR駅周辺部に施設を集約させても、各地域から、徒歩で移動することは困難であり、住民の移動コストはかえって増大する。行政コストの削減効果も期待できない。

 秋田市に限らず行政は、各地域に暮らす市民に、公平な住民サービスを提供する義務がある。JR秋田駅周辺の住民や商業者だけが利便性や恩恵を受けるようなことがないよう、平等な行政が求められる。

 既に郊外への拡大が十分に進んでいる秋田市のような都市において、「コンパクトシティ」の構想は、もはや意味をなさず、中心市街地に新たな公共施設等を建設するための、都合のよい口実にされているだけである。
 
 「コンパクトシティ」構想のために、各地域の実態の検証もせず、国の補助金が充てられるのであれは、国民全体にとっても無駄金と言える。

 また、現在、秋田市では、北部の外旭川地区において、イオングループの出店計画とともに、JR新駅の構想があるるが、現秋田市長は、イオングループの出店については、「コンパクトシティ」の構想を理由に難を示し、新駅構想については推進する姿勢を示している。両構想ともに「外旭川」地区の住民にとって密接な繋がりがある計画であることは言うまでもない。

 このダブルスタンダード(二重基準)は、現秋田市長が、秋田市の将来へのしかりとした理念、構想を持っていない表われと言えるだろう。

 この市長にとって、選挙において、当選のために公約として自ら羅列したものは、何にもまして変えがたいものなのだろう。 

 「イオングループの出店計画」は、外旭川地区だけでなく、秋田市全体の雇用の拡大を見込めるものであるし、外旭川地区だけでなく近隣の将軍野、土崎地区等の住民の利便性にも繋がり、秋田市全体の商業活動の活性化にも繋がることが予測される。
 JR新駅構想より、こちらの構想が優先度が高く、推進されるべきであると考える。




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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



関連記事
平野政吉美術館の大展示室と藤田嗣治「秋田の行事」 ~ 永遠に

秋田県立美術館(平野政吉美術館)の閉館、大壁画「秋田の行事」展示室の閉鎖及び「秋田の行事」、藤田嗣治作品の移転について
美の巨人たち 藤田嗣治 「秋田の行事 」 ― 視聴出来なかった秋田県の方々に、一部誌上再現!
現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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    秋田市の家庭ごみ処理手数料の使途のうち、2億2千万円が溶融炉建設の基金に ― ごみ減量目的で導入された手数料は、ごみ減量対策にのみ充てるべき。

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    2015-04-24
     秋田市では、平成24年7月から、家庭が排出する一般ごみに対して、1リットル当たり1円 (45リットルごみ袋10枚で450円加算) のごみ処理手数料の負担を実施している。ストップ地球温暖化、二酸化炭素の削減を謳い、市が設定した数値目標達成 (1人当たり1日556g) のための手段として市民に説明され、導入されたものだ。

     最近の「広報あきた」 (秋田市役所発行、平成27年2月20日号) を見ると、平成25年度のごみ処理手数料を利用した事業費の内訳が載っていた。それによると、ごみ処理手数料収入(歳入)が、当初の見込みを上回る4億5千708万2千円、手数料を活用した事業など(歳出)が3億8千886万円となり、事業内訳は、

    ・「ごみ集積所の設置・修繕費の補助など 1千678万円」、「コンポスター購入費補助 (288基) や生ごみ堆肥作り講座の開催 146万9千円」といった「家庭ごみ減量のための対策事業」に7千535万円

    ・「スマートシティ・プロジェクトの推進協議会の運営 (活動実態が不明な協議会) 1千231万4千円」、「スマートシティ情報統合管理基盤の運用 (市の特定施設で運用) 3千225万円」 等々の 「その他の環境対策事業」に8千496万9千円

    ・「総合環境センターの溶融炉改修などに備えた積立て」である「基金の積み立て」に2億2千854万1千円

    となっている。

     ごみを焼却する溶融炉改修のための基金の積み立て金が、突出して多いのが分かる。
     これでは何のための手数料導入であったのか非常に疑問だ。


     また、市が定めた「環境対策事業」に、市民が負担したごみ処理のための手数料を充てるのも如何なものか。環境対策、地球温暖化対策は、当然、家庭ごみの排出に限定されるものではない。自動車の排ガス規制、エネルギー問題など総合的な施策を伴うものである。家庭ごみ処理手数料を充当させるのは行き過ぎではないか。

     さらに、総合環境センターの溶融炉改修などは、従前より、市の一般財源から充てられるものであったはず。市財政逼迫のしわ寄せを、市民のごみ処理手数料で賄おうとする施策は、正当なものでなく、止めるべきではないか。
     ごみ処理手数料の使途は、あくまでその導入目的である「ごみ減量対策にのみ」限定して使うべきであり、仮に、余剰金が出た場合は、例えば、各家庭にごみ減量対策費として実費支給するなど、市民に還元し、市民に潤いを与えるべきである。

     秋田市と同様な中核市 (平成27年4月1日から、人口20万人以上の都市に法改正。従来は人口30万人以上) は、全国に、45市 (平成26年10月1日現在) あるが、家庭ごみ有料化を実施しているのは、秋田市の他、僅か9市 (注、著者調べ) 、22.2%に過ぎない

     秋田市は、市民が暮らしやすい、普通の30万都市を目指すべきである。

     今、秋田市議選の最中だが、市議になる人達には、家庭ごみの有料化や家庭ごみ処理手数料の使途の問題について、真剣に取り組むよう求めたい。市民とともに、その対応を注視したい。



     注、著者が、当該市のホームページ等で確認したところ、中核市45市のうち、家庭ごみ有料化を実施しているのは、秋田市以外では、函館市、旭川市、八王子市、長野市、下関市、高松市、久留米市、大分市、宮崎市の9市のみとなっている。



    <関連記事>
    ・秋田市のゴミ有料化問題 … 不可解な市議の態度の変化
    ・家庭ごみ有料化は溶融炉更新が目的か!? ― ゴミ減量と矛盾するガス化溶融炉、24時間稼動、大量のゴミ必要 … 秋田市家庭ごみ有料化の真実
    ・溶融炉とは別問題であるプラスチック製容器包装の分別





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    以前より展示室が狭くなった。
    「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
    階上の左右から見ることが出来なくなった。
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    2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
    展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
    以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
    新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
    あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

    などの声が上がっています。
    (2014年2月)




     「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

    (2013年8月31日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
     

     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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    家庭ごみ有料化は溶融炉更新が目的か!? ― ゴミ減量と矛盾するガス化溶融炉、24時間稼動、大量のゴミ必要 … 秋田市家庭ごみ有料化の真実

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    2013-03-09
     秋田市の家庭ごみ有料化は、秋田市民周知の通り、地球温暖化の原因とされる温室効果ガス、CO2排出量削減のため、ゴミ減量化を推進するという理由で、「ごみ減量で ストップ温暖化!!」のスローガンの下導入された。
     その一方、先月の新聞記事によると、家庭ごみ有料化によるゴミ減量効果が乏しく、手数料収入が、当初の予定より逆に多くなり、約5億円となり、秋田市ではその半分を溶融炉更新の基金に回す方針とのことだ。

    「市の収入となる処理手数料は12年度、当初見込み額(約3億円)を大きく上回り、約5億円となる見通しだ」(2013年2月8日、秋田魁新報)

     秋田市では今まで税収で賄われていたゴミ処理施設の建設費に、市民が負担したゴミ処理手数料の収入が充てられるのだ。

     現在の秋田市長は、市議会などで、しきりに「厳しい財政状況」と繰り返していたとのことだが、この状況に拍車を掛けたのは、一体誰なのか。大型公共事業や再開発地区への過剰な支出、公立美術工芸短大の四年制化による財政支出の増大などが、財政の圧迫させているのは疑いない。
     そのしわ寄せが、ゴミ処理の手数料徴収とその手数料収入をゴミ焼却施設更新の基金に充てるという事態を引き起こしているとは言えないか。

     しかも、溶融炉を更新すれば、ゴミ減量がさらに困難になると言う悪循環に陥ることになる。
     秋田市で導入しているゴミ焼却施設は1,700~1,800度の高温で溶かして処理するガス化溶融炉だが、一旦稼動すると24時間動かす必要があり、そのため大量のエネルギーが要るため、大量のゴミを必要とし、しかもプラスチックなど高カロリーのゴミが必要だと言われる。この溶融炉の問題点は全国各地の多くの記事によって明らかにされている。
     秋田市が何故プラスチックゴミの分別に取り組まないのか。理由がここにあるようだ。また、秋田市が2万500トン(予定最大量)という県内の他の自治体に比較し、非常に大量の震災がれきを受け入れた理由も見えてくるようだ。
     秋田市のゴミ焼却施設、ガス化溶融炉自体が、ゴミ減量や循環型社会の実現と矛盾する施設なのである。
     「ごみ減量で ストップ温暖化!!」のスローガンに秋田市民が踊らされているだけと言えないのか。
     家庭ごみ有料化の真実を多くの秋田市民が知る必要があるのではないか。


    <関連記事>
    秋田市ゴミ有料化の問題点…手数料の使途
    秋田市のゴミ有料化問題 … 不可解な市議の態度の変化
    秋田市のゴミ問題、プラスチックゴミ分別が必要






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    (2014年2月)




     「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

    (2013年8月31日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
     

     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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    「芸術・文化による街づくり」は秋田市に相応しいか? … 秋田公立美術工芸短大の四年制化「有識者委員会」への疑問

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    2012-11-19
     秋田市の秋田公立美術工芸短大の四年制化は、現在の市長が選挙の公約に掲げたという理由で進められ、2010年9月に、秋田市の庁内検討チームが検討した結果、四年制大学化が有効な手段の一つであるとし、2011年11月から4回行われた「有識者委員会」が、就職市場での評価などで短大では限界があり、市が目指す「芸術・文化を生かした街づくり」を担う人材育成のためにも四年制化が有効だとし、2013年4月に開学すべきと提言した。この有識者委員会は、元文科省官僚、大学学長ら10人の委員で構成されていたが、公開されている資料によると、毎回7~8人の出席者で、秋田県関係以外の出席者は、計2名しかいない閉鎖的なものだった。しかも、毎回、秋田市の副市長2名や、秋田公立美術工芸短大学長や事務局長、市の担当部長、課長ら当事者である市側からの出席者、15~16人に囲まれていると言う委員会であった。これでは、中立的な議論、自由な議論、市民サイドの議論は出来ないだろう。また、有識者委員会の提言の内容は、市が当初から発表していた構想と何も変わらぬものであったと言う。「有識者委員会」において、市費投入額が増大する四年制化の是非、秋田市内の既存大学との再編によって新たな大学の可能性、魅力を引き出すといった幅広い議論がされず、四年制化を大前提にした議論に終始したことが明らかだ。
     また、秋田公立美術工芸短大の学長は、四年制化が秋田の若者に夢を与えることのようにメディアで言っていたが、短大の定員150人が、四年制化によって定員100人に減っており、しかも県内高校卒の入学者は減少することが予測される。逆に若者の夢を奪う四年制化でもあるのだ。秋田公立美術工芸短大は、「美短」と呼ばれ、地域住民、若者に親しまれていたと言う。こちらが無くなるほうが惜しいのではないか。
     ここで、疑問なのは、秋田市はいつから「芸術・文化を生かした街づくり」を目指すようになったのかと言うことだ。著者は、美術鑑賞を愛好する者の一人であるが、芸術、美術は個人の趣味の領域のものであり、多様な趣味を持つ市民がいる中で特定の分野、領域を生かした街づくりを目指すことが方向性として正しいのだろうか。また、秋田市民がそれを望んでいるのだろうか。
     著者の知る限りでは、秋田市は平成20年12月19日、秋田市議会で「はずむスポーツ都市宣言」が決議され、多くの市民がスポーツを親む「スポーツ都市」を目指していたはずである。秋田では厳しい気候条件の中、黙々と努力するスポーツ愛好者が多いように見受けられ、秋田市に向いているように思う。
     また、最近、秋田市は、高齢者にやさしい街、エイジフレンドリーシティを目指しているとの報道を目にした。これらは多くの市民の理解も得られるものと思われる。

     しかし、芸術・文化による「まちづくり」とは、現在の市長が、40ある選挙公約の一つに掲げたに過ぎないのではないか。
     市のホームページを見ると、市長公約、芸術・文化による「まちづくり」の推進にスポーツも含めているようだが、一般常識的な意味での「芸術」による街づくりに、どれだけの市民の理解が得られるのだろうか。また、秋田の将来を見据え、正しい方向性と言えるのだろうか。
     秋田では「街づくり」と絡められ、それを口実に、多額の公費が投入される公共施設が造られ、事業が進められることが多い。地域住民や県民のニーズの有無は軽視され、脇に置かれているようだ。
     世界に誇れる現県立美術館があるにも関わらず、再開発地区の街づくりを口実に進められた新県立美術館の建設や今回の秋田公立美術工芸短大の四年制化にその特徴が顕著に表れている。
     県民や市民のニーズをしっかりと調査、把握する所から行政はスタートすべきである。




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    (2013年8月31日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
     

     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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    秋田公立美術工芸短大の四年制化は秋田市に必要なのか

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    2012-11-08
     田中真紀子文部科学相が、2日、大学設置認可の厳格化を進めるとし、2013年度の開設を予定していた3校を不認可とすると発言したが、昨日、「新たな審査基準を設けて判断する」、今日になり「現行制度にのっとり、適切に対応する」と変わり、3校について認可する考えを示したとのことだ。
     田中大臣は、大学設置認可の厳格化方針の背景には、大学の乱立による教育の質の低下があることを挙げている。1990年以降の規制緩和により、大学設置のハードルが下がり、短大から四年制への転換が相次ぎ、自治体主導による大学が各地にでき、今年5月時点での国公立私立の四年制大学は783校で、20年前の1991年と比較し、1.5倍、実に269校も増加している。こうしたことから大学の乱立が学生の質の低下を招いていると産業界などからも批判が出ていたとのことだ。

     田中大臣の大学設置に関する一連の発言を機に、認可の見通しだと言う、秋田市の秋田公立美術工芸短大の四年制化は、秋田市、秋田市民にとって必要なのか考えてみたい。
     秋田市の秋田公立美術工芸短大の四年制化は、現在の秋田市長が選挙で公約に掲げたと言う理由で進められ、2011年2月に、市が人選した「有識者委員会」が提言書を市に提出し、2012年3月に設置認可が申請された。この「有識者委員会」は、元文部科学省官僚、五人の大学関係者(学長と学長補佐)、県内高校校長、秋田県立近代美術館館長、民間放送社長、秋田商工会議所会頭の10人で構成されていた。行政に遠慮なく、自由な議論ができる人選であったのか疑問である。また、多額の市費が投入されるのに、市民生活への影響や財政面からの議論がされたのかも疑問だ。
     また、秋田市民の間で、どれほど四年制美術大の必要性が理解されているのだろうか。1年前の地元紙によると、市議会で「『開学の時期にこだわるべきでない』『市民の理解が十分に得られていない』などと指摘」(2011年12月21日、秋田魁新報)があったという。しかし、現在、2890万円の設計料を費やし、5億2千万円もの公費で施設増築、新設の工事が進めれている。また、四年制化になった場合、単年度の人件費や維持管理費は現在より約1億5千万円増の約9億8千万円になると試算されている。10年で98億、20年で196億と言う莫大な支出である。税金の無駄使いだという市民の声も聞かれ、市財政悪化の要因になる懸念もある。
     秋田公立美術工芸短大が、秋田市民にその必要性が十分に認識されていない中で、四年制化は必要であろうか。
     全国で四年制大学が乱立した煽りで、逆に短期大学は減少していると言う。むしろ、短期大学であったほうが希少性をアピールできたのではないか。短大として質の向上に努めることが、ここ数年落ちていると言う、就職率のアップにも繋がるのではないか。
     また、美術大に社会のニーズがあるのなら、市民に負担を強いない私学への売却も検討されて然るべきである。




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    新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

    以前より展示室が狭くなった。
    「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
    階上の左右から見ることが出来なくなった。
    照明の照り返しがきつい。
    2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
    展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
    以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
    新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
    あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

    などの声が上がっています。
    (2014年2月)




     「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

    (2013年8月31日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)




     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
     

     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)



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    美の巨人たち 藤田嗣治 「秋田の行事 」 ― 視聴出来なかった秋田県の方々に、一部誌上再現!
    現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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