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秋田公立美術大の運営費増大の推移。学長兼理事長は元文科省官僚。

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2017-09-25
 秋田市が支出する、秋田公立美術大学への運営費等増大の推移は、下記のとおりである。各年度の秋田市当初予算案概要から確認したものである。


◎ 平成24年度 … 公立美術大学設置準備経費   82,653,000円  
             公立美術大学開学準備経費   79,763,000円
             公立美術大学施設準備事業  565,733,000円   合計 728,149,000円
             (施設の新築、改修、増築等) 

◎ 平成25年度 … 公立大学法人運営費交付金  796,000,000円
             公立大学法人支援経費       3,988,000円   合計 799,988,000円 

◎ 平成26年度 … 公立大学法人運営費交付金  852,436,000円 
     秋田公立美術大学社会貢献センター活用経費 1,000,000円   合計 853,436,000円

◎ 平成27年度 … 公立大学法人運営費交付金  821,570,000円
           公立大学法人施設整備費補助金  178,541,000円
            (施設の修繕費)
    秋田公立美術大学社会貢献センター活用経費  1,000,000円  合計 1,001,111,000円

◎ 平成28年度 … 公立大学法人運営費交付金  846,931,000円
           公立大学法人施設整備費補助金  181,220,000円
          公立美術大学大学院設置支援経費 760,000,000円  合計 1,788,151,000円
           (大学院棟建設費等)

◎ 平成29年度 … 公立大学法人運営費交付金  985,906,000円
           公立大学法人施設整備費補助金  117,200,000円  合計 1,103,106,000円


 (平成24年度、25年度、26年度、27年度、28年度、29年度 当初予算案の概要 秋田市 より)


 美術工芸短期大学当時、5億2千1百万円 (2011秋田公立美術工芸短期大学学報より) だった運営費は、平成25年度…7億9千600万円 (公立大学法人運営費交付金) 、平成26年度…8億5千200万円 (同) 、平成27年度…8億2千200万円 (同) 、平成28年度…8億4千700万円 (同) と、概ね8億円~8億5千万円に上がっており、平成29年度は、大学院設置の影響で、9億8千600万円 (同) にまで増大している。(100万円以下四捨五入)

 これは、赤ちゃんからお年寄りまで、秋田市民一人あたり 3160円 の税金 (年間) が、公立美術大の運営のために、注ぎ込まれていることになる。 (秋田市人口 311,952人 《推計人口、2017年5月1日現在》 として計算)

 さらに、運営費交付金以外に、施設新築等に、5億6千600万円、大学院棟建設費に 7億6千円、平成27年から毎年、施設整備費補助金として1億7千900万円1億8千100万円1億1千700万円の市費が投入されている。 (100万円以下四捨五入) 
 また、秋田公立美術大に投入される毎年の市費の合計は、すでに平成27年度から 10億円 を越えている。

 この公立美術大への巨額の投資は、僅か23年後の2040年には、人口23万5000人 (国立社会保障・人口問題研究所) と予測されている秋田市を見据えた時、異常ではないか。秋田市に見合った額とは思えない。
 今後の財政逼迫で、市民生活に影響を及ぼさないのかも危惧される。

 しかも、大学の公表によると、現在の理事長 (兼学長) は、元文部科学省の官僚であるが、天下りの元官僚らのために、市民の貴い血税が使われるのは、許し難い思いがする。

 ウェブ上の情報では、認可権限を持つ文科省の元幹部らが、認可される側の大学のトップや幹部に再就職するケースが非常に多いらしいが、行政の醜い歪みの典型である。

 また、副理事長や理事については、氏名だけが公表されているが、前職や経歴も知りたいものである。天下りの可能性が見え隠れする。

 しばしば大学新設には利権があると言われるが、秋田公立美術大の相次ぐ、施設の新築、大学院棟の建設を見ると、それを端的に実証しているように思える。

 開学前、市民が「四年制化の必要性が分からない」「税金の無駄遣い」 (2011年12月21日、秋田魁新報) と声を上げていたが、全く異論のない、民意の反映のない「有識者委員会」 (この委員会の委員長も元文部科学省の官僚) の提言を受け、秋田公立美術工芸短大の4年制化は進められた。

 その後、平成25年に開学したこの大学は、現在の運営費等の増大と、将来の人口減少への甘い見込みによって、秋田市民の大きな負担、お荷物になってきていると言える。
 市民の厳しいチェックが必要である。



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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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