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危機管理意識と責任感の欠如を露呈した、県知事の「ゴルフ旅行問題」 ~崩壊した県政への「信」

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2017-12-31
 12月25日定例会見で、秋田県知事佐竹氏は、今年1年を表す漢字として「危」を挙げたという。

 「この1年を象徴する漢字に 『危』 を挙げた。7月の記録的大雨時のゴルフ旅行問題を念頭に、自分で書いた色紙を掲げ 『自らの危機管理がなっていなかった』 などと述べた」 (2017年12月26日、秋田魁新報)

 7月の記録的大雨の最中、ゴルフ旅行に出発し、県内各地で大きな被害が出ているにも拘わらず、そのままプレーと飲酒を続け、翌日の対策会議にも遅れたいう事態を念頭に、自らの危機管理意識のなさなどを気に留め、この文字を選んだらしい。

 このゴルフ旅行問題、県内に大雨・洪水警報が出ている中、個人の趣味であるゴルフを優先させ、県外に出発した判断の甘さ、不測の重大事態に迅速な連絡、行動を取らなかった姿勢などから、秋田県行政のトップとしての資質の欠如を露にし、県民の多くから、辞任を求める声が聞かれたが、秋田県議会では、不信任決議案すら提出されなかったという体たらくであった。
 結局、知事自らが、3カ月の給料を無給とする処分にし、この問題についての責任を果たしたつもりでいるらしい。

 しかし、この問題で明らかになったのは、現在、秋田県知事をしている人物が、危機管理意識が希薄で、突発的な自然災害などに迅速に対応できないのではないかという疑問、知事として資質に対する、県民の不信感である。
 しかも、この旅行の同行者に県幹部が含まれていた事実を虚偽説明していたのである。
 県政が県民の「信」を失ったことに対し、潔く辞任することが真の責任の取り方ではないか。
 民間会社で同様の事態が起これば、一般社員なら解雇、管理職なら辞職か解任が相当だろう。
 金銭処分で、解決しようとした姿勢に責任感の希薄さ、甘さが見える。

 ところで、秋田県知事佐竹氏、2年前の2016年1月4日には、今年の漢字として「信」を選んでいた。

 「新年への思いを 『信』 と表現した。 『昨年は肥料偽装など、企業の信頼を失う出来事が相次いだ。県の政策も信頼があってこそ進められるという思いから、この字を選んだ』 」 (2016年1月5日、秋田魁新報) とのことである。

 自ら掲げた県への信頼は、今年7月に露呈した、自身の危機管理意識と責任感の欠如によって、地に落ちてしまったようである。



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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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