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J3 BB秋田のホームスタジアムは由利本荘市が良いのではないか ~ まず観客動員の実績を残すのが先 (2018.1.7)

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2018-02-05
 サッカーJ3のブラウブリッツ秋田 (以下、BB秋田) が、12月3日、前節3位から逆転し、J3初優勝を果たしている。この試合をテレビ観戦したが、個々の選手の技術レベルは別にして、鍛えられたチームのように見受けられた。Jリーグ最下部のカテゴリーであるJ3において、優勝に相応しいチームだったのかも知れない。

 しかし、J3のレベルは、トップであるJ1上位のチームと比べると、特に個々の選手のレベルにおいて、格段の差があるようだ。Jリーグ発足以前の、かつての日本リーグ2部より下で、地域リーグレベルの印象を持った。

 今年、BB秋田がJ3で優勝しても、上部リーグのJ2に昇格できなかったのは、Jリーグの規定で、J2においては、1万人以上の観客席を持つホームスタジアムが必要であることなどの基準を満たさないためと言うことだ。

 このBB秋田、前身がにかほ市のTDKサッカー部であり、同市、由利本荘市がTDK時代から、長年練習場などチームの拠点であった。2014年にクラブ拠点が移されたと言う秋田市では、未だに秋田市民に馴染みが薄く、市民が親しみを持って応援出来ないでいるのではないか。現在のホームスタジアムである、あきぎんスタジアムで満員 (収容人数は 4992人) の観客を集めたことはなく、2017年のホームゲームの観客動員数は 1,355人~3,933人 であり、その内訳は1000人台4試合、2000人台9試合、3000人台3試合となっている。

 こうした低迷する観客動員の下、市民の理解、応援が不十分な中、10,000人以上収容の専用スタジアムを公費で建設するとなると、極めて非効率な公費投入となるのではないか。

 ところで、由利本荘市は、BB秋田の前身、TDKの工場が数多くある (6工場) にかほ市 (2017年10月1日現在推計人口、24,451人) に隣接する市だが、平成の大合併により、現在の人口は、約7万7千人 (2017年10月1日現在推計人口、77,727人) となっている。 (由利本荘市内にもTDK6工場あり)

 サッカーJI鹿島アントラーズのホームスタジアムのある茨城県鹿嶋市 (2017年10月1日現在推計人口、67,802人)、サガン鳥栖のホーム、佐賀県鳥栖市(2015年、72,910人)と人口規模では、ほぼ同じであり、にかほ市、秋田市、大仙市、横手市などと隣接している地理環境にある。

 この由利本荘市にBB秋田のホームスタジアムを造った場合、にかほ市、由利本荘市から、多くのTDK関係者や関連した人達の動員が見込める。また、長年拠点であったため、両市民のチームへの馴染みも、秋田市よりは相当深いと思われる。BB秋田の最終戦でも、秋田市ではなく、にかほ市でパブリックビューイングが開催され、市民らが応援している。また、県内では、従前よりサッカーが盛んな土地柄でもある。

 因みに、由利本荘市に建設された複合施設、文化交流館カダーレでは、2017年5月16日、開館から5年5カ月で入館者が300万人を突破した実績を持っている。 ( 「秋田県由利本荘市文化交流館カダーレの入館者が16日で、300万人を突破した。…」 《2017年5月18日、秋田魁新報》 )

 人口7万人規模の都市でも市民に浸透すれば十分に観客動員できることを示している。
 さらに、秋田市、大仙市、横手市などからの交通の便も比較的良い。 (例 JR 秋田ー羽後本荘間、最短片道41分)

 また、バスケットボールB2では、秋田ノーザンハピネッツが、秋田市にホームを置き、2017年も、屋内にも拘わらず約4000人の観客を集めている実績がある。 (9月30日対熊本戦 CNAアリーナ★あきた 4165人、12月30日対金沢戦 CNAアリーナ★あきた 3902人)
 このチームは、チームの理念が、運営会社の努力により県民、市民に広く浸透し、プロバスケットボールで秋田を元気に、県民を幸せにしたいという同社の思いも県民、市民に伝わっているようである。

 それに比べ、BB秋田のチームの理念、思いと言ったものが、県民にまだ広く浸透していないのではないか。 

 ヨーロッパにおいては、スポーツクラブが各地域に定着しており、人々が地域のクラブを通してスポーツ活動に参加する文化が根付き、各クラブは単一でなく、複数競技にチームを持っている。バルセロナやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント等、ほぼ全てのクラブがそうである。

 しかし、日本では、学校体育の範囲に含まれるスポーツと、競技によっては企業活動の一環としてのスポーツが未だ主流となっており、バスケットボールのBリーグも地域に根差したチームを目標に誕生したばかりである。

 現実的に見て、チームが同一市内でまだまだ定着しているとは言い切れない状況の中、二つのチームの競合は避けるべきであり、バランスが取れた共存の方向性を見いだすべきではないか。
 シーズンがずれたとしても、二つのスポーツチームに市民の関心が集まることは容易ではないだろう。

 このような状況の中、著者は、秋田ノーザンハピネッツとの不要な競合を避け、差別化を計るうえでも、由利本荘市にBB秋田のホームスタジアムを造ることが、効果的な選択ではないかと考える。

 また、BB秋田はホームタウンを 秋田市、由利本荘市、にかほ市、男鹿市を中心とする秋田県全県 としており、由利本荘市にホームスタジアムが設置されるとしても全く不思議ではない。

 加えて、BB秋田の運営会社は、チームの理念、ビジョンなどを徹底して練り上げ、講演会等で広く県民に伝える必要があるのではないか。新スタジアム建設以前に、既存の競技場を多くの観客で埋める努力をするのが先だろう。純粋なスポーツ振興の理念の下、継続的な努力が求められる。

 バスケットボールの秋田ノーザンハピネッツなどは、具体的で詳細な活動理念を公開しており、他のJリーグのクラブと比較しても、BB秋田が掲げている理念等は、極めて簡易的な印象のものだ。

 たとえ1、2年~数年、J2ライセンスの取得認可が遅れたとしても、県民サポートを得られるチーム作りが先であり、まず、観客動員の実績を継続的に残すことが課題ではないか。

 また、申し訳ないが、J3のカテゴリーレベルの選手なら、いつでも容易に集まるであろうから、選手離脱等の心配は無意味であり、期限を設定して、慌てて、スタジアム建設を急ぐべきではないだろう。



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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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美の巨人たち 藤田嗣治 「秋田の行事 」 ― 視聴出来なかった秋田県の方々に、一部誌上再現!
現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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