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震災被災地のがれき処理 … 岩手県の現状

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2012-02-25
 秋田県は、岩手県とがれき処理の基本協定を締結したとのことであるが、被災地、岩手県のがれき処理の現状は、どうなっているのだろうか。
 岩手県のがれき推計総量は約435万トンで、木材や不燃物などが計182万トン、コンクリートや土砂などが堆積物計170万トン、金属くずが73万トン、残りが畳や漁網など8万トンであるとのことである。

「本県のがれき推計総量は約435万トン。このうち木材や不燃物など計182万トンを焼却、埋却する。コンクリートや土砂など堆積物計170万トンは再利用を探り、金属くず73万トンは売却予定。残る畳や漁網など8万トンは今後、処理方法を探る」(岩手日報WebNews 2012年1月8日)

 焼却、埋却処理予定のものは182万トンで、そのうち岩手県内で125万トンの処理を予定し、残り57万トンの処理を他県での広域処理分として、予定しているとのことである。約68.7%のがれきについては、岩手県内での処理を見込んでいる。

 また、がれきの撤去も進み、岩手県では99%のがれきが住宅地や商業地などから仮置き場へ移されている。
また、宮古市(2カ所)、山田町、大槌町にがれきを破砕選別するプラントが建設され、大槌町では既に稼働しているとのことである。
 さらに、宮古市では、がれきを燃料にした発電施設の建設が決まっているとのことである。(2012年度に着工、2013年度末に稼働予定)

「林野庁は7日、東日本大震災で発生したがれきを燃料に使うバイオマス発電の支援対象として、製材業者など民間事業者が宮古市と宮城県の気仙沼、石巻、多賀城の3市に建設する計4施設を決定した。計画では、4施設の合計で年間20万トンを燃やし、1万6千キロワット(一般家庭約3万戸分に相当)を発電する」(岩手日報WebNews 2012年2月8日)

 被災地のがれき処理が進んでいない、広域処理が進んでいないとの報道をよく目にするが、着々とがれき処理対策が進んでいる印象を受ける。

 環境省によると、岩手、宮城、福島の沿岸37市町村で発生した震災がれきは推計2252万8千トン。このうち処理が済んだのは2月20日の時点で117万6千トン(約5%)。岩手県の沿岸12市町村のがれき推計量は475万5千トンで、処理が済んだのは36万7千トン(約8%)としているが、岩手県では、焼却処理、埋却処理予定のものは182万トンであり、約20%の処理が済んでいることになる。

 2014年3月末までにがれき処理を終えると言う目標を達成するためには厳しい状況とされるが、岩手県では住宅地や商業地などから仮置き場にほぼ100%のがれきが撤去されており、復興計画の重大な妨げにはならないように思える。

 広域処理を急ぎ、受け入れ先の住民に不安や苦悩を拡げるより、一定の範囲内で、着実にがれき処理を進めていく方法もあるはずである。




現秋田県立美術館(平野政吉美術館)について

 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、移転の必要がない。この美術館から、大壁画「秋田の行事」を始めとする藤田嗣治作品を移設することは、建物と藤田嗣治作品の文化的価値を損なうものであり、同時に秋田県、秋田県民の利益を損なうものである。現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は従来通り、平野政吉が生涯を懸け収集した藤田嗣治作品の展示、鑑賞の場として末永く後世に伝えるべきである。





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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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美の巨人たち 藤田嗣治 「秋田の行事 」 ― 視聴出来なかった秋田県の方々に、一部誌上再現!
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