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「アイリス2」ロケ誘致に見られる秋田県行政の実態 ― 保身のためにさらなる公費投入

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2013-05-11
 秋田県内でロケを撮影した韓国ドラマ「アイリス2」が、4月18日で全20話が終了し、韓国の視聴率調査会社(ニールセン・コリア)によると、全20話の平均視聴率は10.3%であったという。(秋田魁新報は、5月4日の記事で11.2%と報道)
 韓国での不振の理由は、ドラマの内容、展開などが、視聴者の共感を得なかったためらしいが、約17億円(200億ウォン)の制作費を投じ、韓国国内では話題作と言われたのに反して、一言で言えば、ドラマの出来が悪かったということである。

 この低水準な韓国ドラマに、大騒ぎし、秋田県と県内市町村が総額約8330万円の公費を使った責任を、誰がどう取るのだろうか。


 また、このドラマには全く興味がないが、最終回で、核兵器を爆発させるシーンがあったということだ。
 県の担当者は、ドラマの内容を把握していなかったのか。知らなかったでは済まされないことだ。
 こういった内容の番組では、被爆国、日本では、当然、放送はあり得ないだろうし、秋田県が、公費で「支援」したのは問題ではないか。県の担当課が言うように、県の認知向上になれば、それで良しと言うことではないだろう。

 また、現在、県の思惑通りには韓国からの旅行者が増えていないようだが、秋田県の担当課(観光振興課)は、「1作目は秋に雪景色を放映したため、直後の冬に韓国人客が急増した。今回も雪景色を放映したので、冬の誘客につなげたい」(2013年5月4日、秋田魁新報)と言っているという。
 悠長な話である。半年経てば、不評だったドラマのことなど、みんなすっかり忘れてしまっていることが分からないのだろうか。不可解な感覚だ。
 また、県担当課は、今後、「韓国の旅行会社を本県に招いて旅行商品づくりを働き掛ける」「韓国の観光イベントに参加し売り込む方針だ」(2013年5月4日、秋田魁新報)とも言っているようだ。
 旅行者増加が見込めないのに、今後さらに、県民の血税、公費を注ぎ込む方針であるとのことだ。全く理解に苦しむ感覚だ。

 このことにも、秋田県行政の実態、地方官僚の実態が見て取れるようだ。
 事業、施策に誤りがあったことが明らかになっても、秋田県のためではなく、保身のために、自分達の立案した事業を正当化し、さらなる公費、労力を注ぎ込む。中止、見直しと言う選択肢が一切ないのだ。
 その結果、他の成すべき事業、本当に必要としている事業に支障、影響が生じ、秋田県全体の衰退が止まらない。企業も人も来ない。自殺者が減らない。若者はいなくなる。人口減がさらに加速する。………というのが、秋田県の現状ではないか。

 「アイリス2」のロケ誘致にしても、多くの県民が指摘する心配の声を聞こうとはせず、仲介業者、コンサル頼み、コンサル任せで公費を注ぎ込んだのが、実態ではないのか。
 新県立美術館、再開発事業、おにぎり誤表記事件、クマの新施設建設 ………、すべて同じ構図だろう。
 まず、県行政において、県民のニーズ把握が、最も優先されるべきであるはずだ。
 そうでなければ、行政とは一体何のためにあるのか、誰のために存在するのか、ということになる。

 こうした県行政の改革が望まれるのだが、県庁次長出身で、根回しを重視し、種まきが行政だと思っている現知事では、地方官僚の体質そのものであり、行政の意識改革、体質改革は出来ないだろう。
 無競争再選されたと言うこの知事の下では、秋田の抱える多くの深刻な問題は、停滞状態が続き、改善へと向かわないだろう。
 それどころか、秋田市など他の自治体間との協議や利権業界の声を優先させ、一般県民の声を脇に置き、新たな公共施設建設など、身勝手な行政をする危険性が強い。

 県民のニーズを理解、認識出来ない知事であるならば、任期の途中であっても、自らお辞め頂いたほうが、秋田県民にとっては良いことであるのは言うまでもないことだろう。


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一年前の秋田県における「韓国テレビ番組、ロケ誘致」は一体どんな効果をもたらしたのか。




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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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秋田県立美術館(平野政吉美術館)の閉館、大壁画「秋田の行事」展示室の閉鎖及び「秋田の行事」、藤田嗣治作品の移転について
美の巨人たち 藤田嗣治 「秋田の行事 」 ― 視聴出来なかった秋田県の方々に、一部誌上再現!
現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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