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秋田市「なかいち」のテナント運営会社、一年半で撤退の意向 ― 「秋田の行事」を再開発地区のにぎわいに繋げたいという、新県立美術館建設理由の誤りが改めて実証された。

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2014-01-20
 仮に、個人の人生における選択が、誤りであることに気付いた時には、やり直しも可能であるし、試行錯誤の末、最善の道に就くことも有り得ることだが、これが、多額の公金を使った「街」の開発事業であった場合、やり直しが効かないことであり、それゆえに熟慮、調査、検討の末に、慎重な計画が求められるのは当然のことである。一度建てられた建造物は、数十年以上その場所に残り、その建物が、人が寄り付かないようなものであったとしたら、全くの無駄な事業になり、自治体の財政に穴を開けるだけでなく、都市の衰退の元凶にもなり得るものだ。

 一昨年の7月に完成した、秋田市中通一丁目の再開発地区「なかいち」の商業施設の中核である、総合食品売り場運営会社が、当初の見込みより、売り上げが伸びず、改善も見込めないとして、今年3月で契約解除の意向であるとの新聞報道があった。僅か一年半でこの有り様である。

 この地区には、商業施設の他、移転された新県立美術館、にぎわい交流館という公民館のような市の施設、マンションが整備され、県や市は相乗的ににぎわいを作るとしていたが、計画当初より、「美術館は、にぎわい創出には不向きな施設だ」、「にぎわい交流館と類似の施設が近隣にいくつもある」などの問題点が指摘されていた。そういった市民、県民の声を押し切って、すべての施設を建設しなければ、にぎわい創出はできないとして、建設に突き進んだのが、現県知事であり、秋田市長である。

 昨年8月の新県立美術館の本オープンに際し、8月20日から10月2日までの間だけでも17日も「秋田の行事」を紙面に取り上げた地元紙、秋田魁新報の過剰な報道、「秋田の行事」特集番組を3番組も放送したテレビ局各社、さらに「秋田の行事」を取り上げたJR東日本の「秋田デスティネーションキャンペーン」(秋田DC)のテレビCMなどの膨大な宣伝、露出によって、新県立美術館の来館者だけは増えたようだが、美術品を観る人と食料品を買い求める人のマインドは異質のものであり、美術館と隣接することが商業施設の集客には結び付かないことは自明であるのは言うまでもないことだ。
 また、新県立美術館の来館者も、一年、二年と経つにつれ、物見遊山の客が消え、減少の一途を辿ることが今から予測される。

 3月に商業施設を撤退するという企業の後に、別の運営会社、店舗が入ったとしても結果は同じことだろう。

 にぎわい創出や街への波及効果が期待できない新県立美術館。
 郊外に大型商業施設が既存しているうえに、人口減少が日本一著しい秋田県。
 さらに、人口減少に効果的な策も持てない行政。

 先見の明が欠如している「行政の長」を持った県民、市民には、同情するしかない。



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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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