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秋田県が「人口減特区」申請? ― 知事の「人口減の原因は 『コメ』 」発言はどこに行ったのか?

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2014-09-11
 9月3日、政府は、人口の急激な減少、超高齢化社会という我が国が直面する喫緊の課題に対し、政府一体となって取り組み、「地方創生」を実現するため、「まち・ひと・しごと創生本部」を設置した。

「人口急減・超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生できるよう、平成26年9月3日、まち・ひと・しごと創生本部を設置しました。」 (首相官邸ホームページ)

 また、7月15日に開催された全国知事会議においても、人口減少問題を「国家の基盤を危うくする重大な岐路」だとして、少子化非常事態宣言が採択された。

 今日、人口減少対策は、日本全国が一体となり取り組むべき、共通の国家課題となっている。

 秋田県においては、全国に先駆けて、十数年も前から、全国一の著しい人口減少率、高齢化率が続いている。
 しかし、この県では、有効な対策を打ち出させず、行政のお手上げ、放置状態によって、さらに、深刻な事態に陥っており、増田寛也元総務相が座長を務める「日本創成会議」が発表した推計によると、2040年(平成52年)に、秋田県の96.0%の都市が消滅可能性があるということである。これは、全国で最高値である。

「2040(平成52)年に若年女性の流出により全国の896市区町村が『消滅』の危機に直面する-。有識者らでつくる政策発信組織『日本創成会議』の人口減少問題検討分科会(座長・増田寛也元総務相)が8日、こんな試算結果を発表した」
「都道府県別でみると、消滅可能性都市の割合が最も高かったのは96・0%の秋田県。次いで87・5%の青森県、84・2%の島根県、81・8%の岩手県の割合が高く、東北地方に目立っていた」
(2014年5月8日、msn産経ニュース)

 このような状況の中、秋田県知事、佐竹氏は「人口減少の原因はコメだ。農業県で稲作のウエートが大きいところほど人口減が著しい」(5月12日、定例記者会見)などと発言していたが、持論だというこの説を、この知事は全国知事会の場で発言することはなかった。
 人口減打開のために「少子化対策と、東京の一極集中に歯止めをかける対策」の必要性が叫ばれる中、この知事の「人口減の原因は 『コメ』 」発言は、秋田県と同様に米作依存が高い農業県を始め、日本国中から相手にされる訳もなく、結局、この知事独特の、受けを狙ったパフォーマンス発言に過ぎなかったことが証明されたと言えよう。

 このように、人口減に対して、今日まで真剣な努力がされてきたとは、とても思えない秋田県が、政府に、「人口減対策特区」の申請をしたという。

「県は27日、国の国家戦略特区として提案する「『人口還流・次世代創生特区』」の成案を明らかにした。『産業振興と雇用創出』『地域活力の維持』『人口減少対策』の3分野で構成し、規制緩和や制度改革を求めている。28日にも内閣府に提出する」 (2014年8月28日、秋田魁新報)

 今や国家的な課題となり、国を挙げて、人口減対策に取り組まなければならない時期にある中、人口減で、全国最悪の劣等県であり続ける秋田県が、特区認定によって、様々な規制緩和や税制優遇などを求めるというのである。
 全く虫のいい話である。従来から継続的な取り組み、努力がなされているなど、実績を重ね、今後にモデルケースとして期待が持てる地域にこそ、国がサポートすべきではないのか。
 秋田県は、特区申請する前に、県として可能な事や人口減対策の方向性を打ち出すべきではないのか。
 例えば、大規模な公共施設の建設中止、議員・公務員等の人件費の大幅削減、議員定数の大幅削減 (議会のチェック機能を果たせず、県民の役に立っていない秋田県議は合計10人程度で十分) 、秋田-ソウル便への補助金や優遇措置など、県民益にならない事業への支出の廃止等を実施し、子育て支援や医療分野への予算を大幅に増加させるなど、方向性を大転換すべきである。

 数カ月前まで、人口減は、県行政の責任ではないような態度でいて、今になって急に「人口減特区申請」とは、全く関心出来ない話である。




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新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。

(2013年8月31日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)




 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)



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美の巨人たち 藤田嗣治 「秋田の行事 」 ― 視聴出来なかった秋田県の方々に、一部誌上再現!
現秋田県立美術館(平野政吉美術館)に展示されている藤田嗣治「秋田の行事」




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